緋色の研究 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1953年6月1日発売)
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本棚登録 : 6211
感想 : 478
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あまりにも有名なシャーロック・ホームズ。
私はそれを恥ずかしながら、今までに一度も読んだことがありませんでした。

今年、新潮文庫の100冊で「シャーロック・ホームズの冒険」を買って読み始めたところ、「おや? これが第一作目ではないんだな?」ということに気づきました。

どうせなら最初から順序よく読みたいと思い、「緋色の研究」と「四つの署名」を購入した次第です。

改めて、シャーロック・ホームズという人の性格は、後世の色んな作品に影響を与えているんだなぁ、と感心しました。

ひょうひょうとしていて、一度考え出すと周りのことが気にならなくなるところとか、こんなキャラクターいろんなところで見かけるなぁと思いました。

第二部でいきなり話が変わって一体どうした? もしかしてまったく別の話が始まったの? と最初はとまどいましたが、そういうことでしたか。

今さら読むといささか古さは否めませんが(しかしまさか馬車が普通に登場する時代の話だとは知りませんでした!)、でもホームズさんのキャラクターがとても魅力的なので、シリーズをどんどん読んでいきたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016年の読書
感想投稿日 : 2016年10月20日
読了日 : 2016年10月20日
本棚登録日 : 2016年10月20日

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