まるいち的風景 (第1巻) (白泉社文庫 や 7-5)

著者 :
  • 白泉社 (2008年7月15日発売)
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本棚登録 : 168
感想 : 16
4

ロボットもの。
ロボット好き。
そういえば、この人のマンガを読もうと思ったきっかけは、このマンガでした。
読むまでに、何年かかっているんだか……。

今まで読んだ歴史物と比べると、現代劇なので生か死かというような緊迫感はないかな。
それでも、けっこう、どうしようもない、そして甘くない現実が、しっかりとかかれています。
ロボットまるいちも理想化されることなく、ちゃんと問題点がかかれていて、それがドラマと密接に繋がっています。

だからといって、作品が暗くなるかといえばそんなことはなく、しっかりと前を向いて歩いている感じがとっても良いです。

この人のかく話って、基本的に人情話です。
でも、凄いところは、いつもいい人達の集まりの人情話ではなくて、悪意ある世界の中での人情話であるっていうところですね。

性善説ではやっていけない。でも、そんな中でも、いい人であることはできるかもしれないし、自分の周りの世界を倖せなものにしていくことは出来るのかもしれないと感じさせてくれます。

そして、単純に、ロボットたちは可愛いですよね。

りんは、KAMATAのまるいちとMURATAのチアリーディング部を応援しています(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミックス
感想投稿日 : 2017年12月27日
読了日 : 2014年12月17日
本棚登録日 : 2017年12月27日

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