凍りついた香り

著者 :
  • 幻冬舎 (1998年4月1日発売)
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本棚登録 : 294
感想 : 49
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主人公の恋人は、突然死をした。
恋人の過去をめぐって次々と明らかになる嘘と増える謎。恋人にうりふたつな弟の存在。
真実を求めて主人公はプラハへ行く。

最近の小川洋子の作風に迫ってきてるころの作品。
愛情は人を変えるし残酷でもある。彼を愛するあまり狂った母親の存在がリアルだ。そして何も語らない静かなルーキーの死がとても美しいと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2010
感想投稿日 : 2010年2月25日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年2月17日

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