主人公の恋人は、突然死をした。
恋人の過去をめぐって次々と明らかになる嘘と増える謎。恋人にうりふたつな弟の存在。
真実を求めて主人公はプラハへ行く。
最近の小川洋子の作風に迫ってきてるころの作品。
愛情は人を変えるし残酷でもある。彼を愛するあまり狂った母親の存在がリアルだ。そして何も語らない静かなルーキーの死がとても美しいと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2010
- 感想投稿日 : 2010年2月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2010年2月17日
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