流星の絆 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年4月15日発売)
4.10
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本棚登録 : 22950
感想 : 1290
5

子供の描写が出てくると、無防備のまま、ほんわかした気持ちになる。

数分後には・・・ガチン!と、今読んでいるのは、東野圭吾作品だと思い知らされるだけなのに。

この作品名を知ったのは数年前、東野圭吾作品をランキングされていた、偶然見つけた、ファンの方のブログ。

僕が震えるほど衝撃と感動を受けた「白夜行」の上に、唯一、この作品があった。

読んでみて、犯人の設定がやや弱い、と感じたものの、それを含めても、とてもいい作品、とても好きな作品であった。

最後どうなることかと思ったが、
闇に煌めき流れて行く淡い一筋の光が消えなくてよかった。

【小説の始まり】
ペルセウス座流星群を見に行くため、6年の功一、4年の泰輔、1年の静奈の3兄妹は、夜中にこっそり二階の子供部屋から抜け出した・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年4月24日
読了日 : 2022年4月24日
本棚登録日 : 2022年4月24日

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