賢くて、人を思いやることのできるルートくんがすごく好き。
「ローテーションからいくと、もうすこし先だね」11歳の男の子がひとのためにさらりと嘘をつく、嘘をつき通せる、その優しさ。
【ルートは私を見据え、泣いているとは思えない落ち着いた口調で言った。
「ママが博士を信用しなかったからだよ。博士に僕の世話は任せられないんじゃないかって、少しでも疑ったことが許せないんだ」】(102p3-5)
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年12月16日
- 本棚登録日 : 2015年12月16日
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