W/F ダブル・ファンタジー

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年1月8日発売)
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本棚登録 : 2065
感想 : 371
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天使の卵を読んで以来好きで、おいコーシリーズも好きな作家、村山由佳の新境地ともいえる作品。とてもじゃないけれど、共感は出来ないし、素直に面白かったとは言えない作品。主人公は相変わらず不器用だとは思ったが…。でも自由でいいな。こういう生活(性活)がしたいというわけではなく、不器用ながらも一生懸命自分の気持ちと向き合う努力をして、失敗しながらも少しずつ学んで強くなっていく主人公は十分魅力的だなと思ったし、そういう描写を丁寧に描くのはさすが村山作品だなといった印象。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(図書館本)
感想投稿日 : 2016年12月24日
読了日 : 2016年2月23日
本棚登録日 : 2016年12月24日

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