野戦憲兵隊に捕まる前後から面白くなってきた。戦争を憎み、恋人を愛した青年は、戦いからは逃げる事はできても恋人との死別からは逃げられなかった。戦争では幾千万もの人々が本人の意思に反して殺されていくが、一人一人はそれぞれの人生があるわけで、亡くなってしまった恋人と重ね合わせながら、人の命のはかなさ、かけがいのなさ、ということを痛感させられた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月22日
- 本棚登録日 : 2015年1月25日
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