死との約束 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 早川書房 (2004年5月14日発売)
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本棚登録 : 988
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初っ端から「殺す」宣言で、これは倒叙物かと思いきや違っていた。これの前に読んだ『ポアロのクリスマス』とよく似た登場人物構成ではあるけどこちらの夫人のほうが酷い。今風に言えば毒親ってやつか。しかし毎回関係者の事件後のことを慮るポアロは優しい。
『オリエント急行の殺人』や『ABC殺人事件』への言及もあってなかなか面白かった。当時でもこの2作の認知度は高かったのかな。そしてペトラが舞台というのも興味深い。残念ながらエル・ハズネには行かなかったみたいだけれど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ(海外)
感想投稿日 : 2022年9月26日
読了日 : 2022年9月26日
本棚登録日 : 2022年9月26日

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