著者は比較文学者・小説家。高校で習うような世界史の内容を新書250ページで大雑把に書く。事実を淡々と書くのではなく、ちょっとした小ネタを挟む。例えばキリスト教の宗教改革については以下のよう。
通説:ローマ教皇が免罪符を売るなどして堕落していた。
解釈:カトリックでは、姦通を犯しても聴罪司祭に打ち明けて懺悔してしまえば許されるので、みなやりたい放題だった。
旅行で訪れた後などにちょっとその国の歴史を振り返りたいときに手に取ってみるのがよさそう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
雑学
- 感想投稿日 : 2019年2月24日
- 読了日 : 2019年2月24日
- 本棚登録日 : 2019年2月24日
みんなの感想をみる