日本が置かれている状況を「カエルの世界」に置き換えた寓話。「憲法九条を遵守し、平和を声高に叫び、交戦を徹底的に回避していたら、本当に平和は続くのか?」と投げかける。なんとも風刺が効きすぎてるので、読書後は暗澹とした気持ちにあるものの「本当に今のままの日本で良いのか?」を考える良いきっかけになる一冊。特に、声の大きい人がガナリ立てる意見が「是」であるかのような風潮が生まれ、その他の意見は全て封殺されてしまうのは、とても怖いことだなーと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月27日
- 読了日 : 2017年9月27日
- 本棚登録日 : 2017年9月27日
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