カーソン・マッカラーズのレビュー数ランキング

プロフィール

カーソン・マッカラーズ[Carson McCullers 1917―67]:アメリカの女性作家。ジョージア州に生まれる。初めピアニストを志してニューヨークへ出るが、その直後に授業料を紛失し音楽家を断念、コロンビア、ニューヨーク両大学の創作クラスで学ぶ。主な創作活動期は1940年代で、最初の長編『心は孤独な猟人』(1940)は、村上春樹の手により新訳が刊行され話題となった(2020年8月)。

「2023年 『マッカラーズ短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カーソン・マッカラーズのレビュー数ランキングのアイテム一覧

カーソン・マッカラーズのレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『結婚式のメンバー (新潮文庫)』や『心は孤独な狩人』や『マッカラーズ短篇集 (ちくま文庫 ま-55-1)』などカーソン・マッカラーズの全13作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

結婚式のメンバー (新潮文庫)

998
3.63

感想・レビュー

夢みがちな少女が小さな自分の世界から抜け出すことを夢想する。しかし現実は彼女にはお構いなしに進んでいく。彼女に幸せはやってくるのか? 村上春樹訳で後半から... もっと読む

心は孤独な狩人

860
4.22

感想・レビュー

村上春樹の翻訳という事で、同氏特有の文体を期待して読んだのだが、村上春樹らしさは良い意味で控えめに目立たず、寧ろ「天才少女」と言われたカーソン・マッカラー... もっと読む

マッカラーズ短篇集 (ちくま文庫 ま-55-1)

321
4.05

感想・レビュー

マッカラーズの写真に魅せられて。解説にあるように広義な意味のクィアな人達の物語。『悲しき酒場の唄』が強烈であり美しい。『木、石、雲』『天才少女』『マダム・... もっと読む

心は孤独な狩人 (新潮文庫 マ 31-1)

300
4.29

感想・レビュー

色彩豊かな片想いが錯綜する物語。 1930年代の大不況による貧困と差別が蔓延するアメリカ南部で暮らす人々。 主人公のミック、ジェイク、ブラント、コープラン... もっと読む

夏の黄昏 (福武文庫 マ 901)

52
4.21

感想・レビュー

春樹訳の『結婚式のメンバー』があまりにもハルキムラカミだったので、加島訳で再読した。こちらの訳のほうが、しゃべり言葉が自然(六歳児が六歳児らしく話す)。登... もっと読む

心は孤独な狩人

62
4.64
カーソン・マッカラーズ 電子書籍 2020年8月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1938年から1939年にかけて、アメリカ南部にある小さな町を舞台にした物語。 相棒を精神病院に送られ、町にひとりで暮らすことになった聾唖者のシンガ... もっと読む

悲しき酒場の唄 (白水Uブックス 95)

87
4.05

感想・レビュー

めちゃくちゃに読み終わった後にこそ求心力が強くなる。結婚式のメンバーしかりマッカラーズってそういう力があるのかも。人が変わっていくこと、それは人による力が... もっと読む

針のない時計 (講談社文庫)

33
4.00

感想・レビュー

繊細に編みこまれた、1つの美しく強い作品。 人間の醜さ、美しさ、愚かさ、哀しさ、そして愛と憎しみを、 少ない登場人物を通して、物凄く広いレンジと深... もっと読む

心は孤独な狩人(新潮文庫)

33
4.00
カーソン・マッカラーズ 電子書籍 2023年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

上春樹訳ということで購入。長い600ページ。暗い長いトンネルを進むような小説。それぞれに問題を抱えた登場人物の苦悩と希望。今年最後のの小説。ようやく読了と... もっと読む

悲しき酒場の唄

17
4.00

感想・レビュー

「異形の愛」などを貸してくれた友人から拝借。 『本当のことをはっきり言ってしまえば、愛されているという状態は、多くの人にとって耐えがたいものである。... もっと読む
全13アイテム中 1 - 13件を表示
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