民衆の大英帝国: 近世イギリス社会とアメリカ移民

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000021869

作品紹介・あらすじ

17,18世紀、大西洋にかけられた移民のネットワーク。イギリス社会の工業化と世界帝国形成の因子を、民衆の交通の側面に探る「帝国」の社会史。落魄し年季奉公の契約をして海を渡った者、兵士、流刑者、新天地の土地を渇望する農民。植民地アメリカの基盤をつくった彼らの出自と足跡を、契約書、日誌、書簡などの記録から再構成する。

著者プロフィール

1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授、京都産業大学教授、佛教大学教授などを経て、現在、大阪大学名誉教授。著書に『工業化の歴史的前提』(岩波書店)、『洒落者たちのイギリス史』(平凡社)、『民衆の大英帝国』(岩波書店)、『砂糖の世界史』(岩波書店)、『世界の歴史25 アジアと欧米世界』(共著、中央公論新社)、『イギリス近代史講義』(講談社)、訳書にウォーラーステイン著『史的システムとしての資本主義』(岩波書店)、コリー著『イギリス国民の誕生』(監訳、名古屋大学出版会)、イングリッシュ/ケニー著『経済衰退の歴史学』(ミネルヴァ書房)、ポメランツ著『大分岐』(監訳、名古屋大学出版会)他多数。

「2013年 『近代世界システムIV』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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