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- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000224314
作品紹介・あらすじ
一七九八年の「発見」以来、カモノハシがどのように科学的分類学のカテゴリー体系に位置づけられて行ったか、八十年を超える契約交渉の、認識と知識の弁証法の過程が明らかになる。さらに架空の町ヴァンヴィル、謎の生物サルキアポーネ、一人の人物になりすます一卵性双生児ジョンとボブ、分析哲学者との結婚を望むナンシーなどが、百科事典的知識と辞書的能力、真偽と解釈、契約と交渉、指示、類像性、鏡像、代理刺激をめぐってにぎやかに登場する。
感想・レビュー・書評
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上下巻本はそろいで買うのが常。なぜなら以前、片方買ったら片方みつからずでひどい目にあったことがあるから。ツガイですからね。カモノハシとしてはなんだっていい動物の中からカモノハシを選んでくれたウンベルト・エーコに祝杯あげます。上巻に登場したカモノハシ、こちら下巻ではさらにイジラレてます。みものです。
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