- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000229463
作品紹介・あらすじ
「もの」と「こころ」をつなぐ回路、心理臨床、幸福研究、グローバル定常型社会、知覚、社会脳、ヒトとサル…。数々のユニークな切り口から、第一線の思想家・研究者が縦横に語る。「京都こころ会議」発、充実のレクチャー。
感想・レビュー・書評
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河合俊雄さんと下條信輔さんが同時出演とうことで購入。
私は、この二人は、心理学でも別の世界を研究しているようにかんじていた。
ふたりが、討論するとテーマはどういうことになるのかに興味があった。
結果は、あまり、討論する場面はない、ちがう方向を向きぱなしで、見合うことがない感じ。
わたしは、「自分とは何者か?」を考えるのが好きで、河合隼雄さんの分析心理学の方面から近づいてきたが、脳科学からの「自分とは何者か?」も興味深い。
この本も、それがマゼコゼになっている感じ。
マゼコゼがトレンドなのかな??
【第1回京都こころ会議シンポジウム】⑨総合討論(中沢新一、河合俊雄、広井良典、下條信輔、山極壽一)
https://www.youtube.com/watch?v=9EqS9LwBzHM詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者:河合俊雄(こころの未来センター)、中沢新一、 広井良典、下條信輔、山極寿一 (京都大学総長)
(「BOOK」データベースより)
「もの」と「こころ」をつなぐ回路、心理臨床、幸福研究、グローバル定常型社会、知覚、社会脳、ヒトとサル…。数々のユニークな切り口から、第一線の思想家・研究者が縦横に語る。「京都こころ会議」発、充実のレクチャー。 -
私には難しすぎるかと思ったが、講演集だから大丈夫かなと思い、読み始める。ところが、最初の中沢新一さんの講演で、「あ、難しい」と思った。なんとか読む。結局これが一番難しく、そのあとの4つは、全部理解できたわけではないが、面白く読むことができた。
中沢新一さんの本は、少ししか読んだことはなかったが、こんなにも理系のお話される方なんだと知った。 -
いつもの図書館の新刊書の棚で目に付いたので手にとってみました。著者たちの中の中沢新一さんの名前も気になりましたし、河合隼雄氏のご子息である河合俊雄さんの論述にも興味を抱きました。
内容は、2015年に開催された「京都こころ会議」でのレクチャーを採録したもので、5つの切り口からそれぞれの専門家が“こころ”を語っています。
しかし、最初に採録されている中沢新一氏の章は難解でしたね・・・。 -
こころは閉じているけど開いているもの、という視点が展開されているようなんですが、一回読んだだけでは理解できないものでした。私には難しかった。
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分野をまたがって「こころ」を考える魅力的な講演。
触発されることがたくさんありました。
中沢新一氏はいつも新しく、わかりやすく、楽しめます。