言葉をもみほぐす

  • 岩波書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000229753

作品紹介・あらすじ

民俗学・歴史学という各々の専門分野からの越境を厭わず、知力をふり絞り、引き裂かれながら現実に向き合う二人。同時代を生きてあることの歓びを感じながら、言葉を揉み、解し、思索を交わした、二〇一九年から二〇年にかけての往復書簡を、銀板写真(ダゲレオタイプ)とともに書籍化。この期に及んでなおも言葉の力を信じて。

感想・レビュー・書評

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  • 北方風土 – northern museum KITAKATA
    https://culture.kitakata.club

    藤原辰史の研究室 blank of New Site 5
    http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~fujihara/

    TAKASHI ARAI STUDIO – Takashi Arai is a Japanese visual artist based in Yokohama.
    https://takashiarai.com/

    言葉をもみほぐす - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b556122.html

  • 記録

  • 全ての人の自分史に刻まれたであろうCOVID-19パンデミック
    『パンデミックを生きる指針』を書いた藤原辰史氏は、赤坂憲雄氏と往復書簡を重ねる最中にあった。

    「言の場」が制限されてなお、こぼれる「言の葉」の豊かさ。
    それは、自分だけでは語れない言葉だから。それを知りながらも、自分の言葉への覚悟があるからだと感じた。


    己の放った言葉が突き付ける「お前はどうするのか」というナイフ。
    その緊張に対峙できるだけ覚悟を、私も身につけたい。

  • 年代の違う、民俗学者と歴史学者の往復書簡。
    良く揉まれた日本語が美しい。

  • めっちゃサスティナブルじゃん。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。学習院大学教授。専攻は民俗学・日本文化論。
『岡本太郎の見た日本』でドゥマゴ文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞(評論等部門)受賞。
『異人論序説』『排除の現象学』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』『東北学/忘れられた東北』(講談社学術文庫)、『岡本太郎の見た日本』『象徴天皇という物語』(岩波現代文庫)、『武蔵野をよむ』(岩波新書)、『性食考』『ナウシカ考』(岩波書店)、『民俗知は可能か』(春秋社)など著書多数。

「2023年 『災間に生かされて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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