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- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000229753
作品紹介・あらすじ
民俗学・歴史学という各々の専門分野からの越境を厭わず、知力をふり絞り、引き裂かれながら現実に向き合う二人。同時代を生きてあることの歓びを感じながら、言葉を揉み、解し、思索を交わした、二〇一九年から二〇年にかけての往復書簡を、銀板写真(ダゲレオタイプ)とともに書籍化。この期に及んでなおも言葉の力を信じて。
感想・レビュー・書評
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記録
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全ての人の自分史に刻まれたであろうCOVID-19パンデミック
『パンデミックを生きる指針』を書いた藤原辰史氏は、赤坂憲雄氏と往復書簡を重ねる最中にあった。
「言の場」が制限されてなお、こぼれる「言の葉」の豊かさ。
それは、自分だけでは語れない言葉だから。それを知りながらも、自分の言葉への覚悟があるからだと感じた。
己の放った言葉が突き付ける「お前はどうするのか」というナイフ。
その緊張に対峙できるだけ覚悟を、私も身につけたい。 -
年代の違う、民俗学者と歴史学者の往復書簡。
良く揉まれた日本語が美しい。 -
めっちゃサスティナブルじゃん。
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