歴史学入門 (岩波テキストブックスα)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000280419

作品紹介・あらすじ

これから歴史を学ぼうとする人にとって格好の新しい「史学概論」。社会史、史料論、地域、ネットワーク、身体、家族史、ソシアビリテ、記憶…。変貌を遂げた現代の歴史学が、どのような考え方にもとづいて研究され、どのような成果を生み出してきたのかを、一章ごとの読みきりの形で簡略に、かつ分かりやすく説明する。

感想・レビュー・書評

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  • 再読でした

  • 本書では,単に知識としての歴史でなく,歴史を考える上で必要な視座をいくつか提供する。

  • 大学の歴史学概論の復習のつもりで読んだ。恐らく対象として全ての大学一年生を想定していて、非常に易しい文体で書かれている。理論などは詳細までは紹介されないが、歴史学において極めて重要な「考え方」が詰まっている。歴史を学ぶ上での心構えを教えてくれる、初学者が押さえておくべき一冊だと思う。

  • 現在の歴史学がどのような視点を持っているかについて書かれた本。わかりやすい内容だった。

  • 学長がまだ教授だったときに、授業で使った本。
    ミーハーだったわたしを、歴史学の門まで連れてってくれた一冊。これだけは捨てずに、持ってます。

  • 社会史、史料論、環境、時間、地域、ネットワーク、身体、家族史、ソシアビリテ、記憶…現在の歴史学の成果や考え方を、平易な文章で概観。良書だと思う。

  • わかりやすい。読みやすいです。「社会史」の視点にたって書かれた一冊かな。

  • これ読んで歴史観変わった おもしろい
    ちなみに教科書として使ってました

  • 分類=歴史学(福井憲彦)。06年1月。

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著者プロフィール

学習院大学文学部教授
フランス近現代史
〈主な著書〉
『フランス史』世界各国史12(山川出版社、2001年、編著)『ヨーロッパ近代の社会史――工業化と国民形成』(岩波書店、2005年)『歴史学入門』(岩波テキストブックスα、2006年)『近代ヨーロッパの覇権』「興亡の世界史」第13巻(講談社、2008年)など多数。

「2016年 『ドイツ・フランス共通歴史教科書【近現代史】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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