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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784000286671
みんなの感想まとめ
物語の展開が緊迫感を増す中、登場人物たちの運命が交錯し、感情が高まる瞬間が描かれています。特に、買珍の妾が煕鳳に知られることで引き起こされる怒りや、その後の尤二の死という衝撃的な出来事は、物語の深みを...
感想・レビュー・書評
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買珍の妾が煕鳳にばれて、煕鳳が怒る。しかしその尤二が死んでしまうという内容である。
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賈家の伯父・賈赦や本家の賈珍の逮捕により、一気に一族の没落が目立つ。その中で、宝玉はいつまでも子供っぽい性格。一方の薛宝釵は少女ぶりが姿を消し、若奥様になっているのが同じ人物と思えず、寂しい気がする。迎春、史湘雲らの不幸。煕鳳の失墜と失意の病死、妙玉の誘拐行方不明など、南陵十二釵の寂しい末路が源氏物語よりも平家物語の「盛者必衰の理」を思い出させる締めくくりである。ここでも汚職追及、資産差押えなどの法治国家の姿が見え隠れする。しかし第120話はあまりにも展開が早すぎて、情感が乏しく、読後の余韻に欠けるのが残念。
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第6冊と最終巻の本冊は補作とのことだが、作品世界をきちんと締めくくっており、読後感は収まりが良い。読書もこのあたりまでくると、登場人物の行く末に何かしらの感慨があり、長い物語につきあった時の独特の感動がある。堪能した。なお、各冊の巻頭にある「本冊の読みどころ」は、ネタバレなので、物語世界に慣れてきた第5冊あたりからは、先に読まない方がよかったなと、今になって思う。
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