勉強法の科学――心理学から学習を探る (岩波科学ライブラリー)

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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000296113

感想・レビュー・書評

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  • それなりにまとまってて読みやすい。方法論より理論的な面が強いので、実践的な勉強法を知りたいのであればこの著者の『勉強法が変わる本』を読んだ方がいいかもしれない。もちろんこの本も十分役に立ちますが。

  • 認知心理学的視点に基づいて、勉強法を科学的に説明している本。

    科学的理論と実際の勉強の場面等を結びつけて書いてあり、わかりやすい。

    認知心理学の入門書の一つとしても最適であると思う。

  • 高校生向けの本並びに学習心理学について学ぶ導入の本として非常に読みやすいと感じた。ここから派生してより深く学ぶ端緒としていきたい。

  • 人に教えようとすることは、自分自身で、物事を深く理解すること。
    改めて、自らの勉強法のまずさを考えさせられた高校生向けの優しい例示が分かりやすい著書でした。

  • 心理学の知見から,学習法について研究からまとめたもの。ごくごくこの分野の基本が書かれていると思います。実践編として『勉強法が変わる本』(岩波ジュニア新書)を読むといいでしょう。

  • 早口で言えるからって、数字がいっぱい覚えられるわけじゃないのかー。でも、時間をたくさんかけると、また覚えられる量が増えていくというのは面白いなと思った。

    あと、結局チャンクで区切れれば、いっぱい覚えられるってのは、これまでの既有知識を持っているかどうかで、NHK,SBC,ABNとかが、まとまりにできて覚えられるという話で、結局いっぱい知っていることが、覚えやすさに関係してくるんだ、知ってなきゃダメなんだ、ということが分かった。

    けっこうおもしろいが、これは苫米地さんの本をたくさん読むことが頭を良くすることで、記憶力をあげることなんだ、っていう話と一緒だなと、感心した。

  • 一般向けには、『勉強法が変わる本』(岩波ジュニア新書)の方が役に立ちます。

  • なるほどです。関係書も読み進めたい。

  • 請求記号:371.4/Ic 図書ID:10036235

  • 勉強の仕方を心理学的に説いたもの。
    主に高校生向け。
    論理的に言うと…という感じだけど高校生が実際読んだら、どれほど説得力はあるかな…って感じ。
    他にも同じ著者で関連本はあるので、読むのもいいかも。
    個人的に卒論に使えた本だったかもしれないなー

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著者プロフィール

1953年東京生まれ。東京大学文学部卒業。文学博士。現在,東京大学名誉教授,帝京大学中学校・高等学校校長。中央教育審議会教育課程部会委員として学習指導要領の改訂に関わる。専門は教育心理学。認知心理学を基盤にした個別学習支援や授業づくりなどの実践に携わっている。著書に、『考えることの科学』(中公新書)、『学ぶ意欲の心理学』(PHP新書)、『学力低下論争』(ちくま新書)、『学ぶ意欲とスキルを育てる』(小学館)、『「教えて考えさせる授業」を創る アドバンス編』(図書文化社)など。

「2023年 『これからの学力と学習支援 心理学から見た学び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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