俳句 詩歌 (注解:坪内稔典)/

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000918176

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  •  初期の正岡子規との友情。
    奥様への愛情。
    いろんなところに旅行に行ったこと。
    そういった心の動きが、伝わってくる。

    漱石の暗黒面の表出が比較的少ないジャンルだなと思いました。

  • (「従軍行」のみ読了)

    ■時代背景と趣旨

    1. 1904年2月、日本と露は戦争に突入し、多くの戦争詩が作られた。夏目漱石は帝国文学会の機関誌「帝国文学」5月号に寄稿の義務を負っていたとされる。

    2. 当時は国家主義への囚われから寄稿したが、1914年10月夏目漱石は「戦争は悲惨です」と書簡で残している。

    ■個人的感想

    1. 戦争は悲惨だ。正当化される戦争などはこの世にはない。

    2. だからこそ戦争を回避すべく、人間はあらゆる知識と知恵を持ってして、暴力ではなく対話を持って、問題解決に当たるべきである。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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