- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001105261
感想・レビュー・書評
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まだ見ぬふるさとを目指す愛らしいシマリスたちの過酷な旅に、いかに生きるべきかという普遍的なテーマを託す。冒険物語としてもちろん楽しめる内容ながら、困難に立ち向かっていくグリックとのんのんの成長とともに、彼らのような生き方を選ばなかった登場人物の弱さもそれはそれで納得できるものとして描かれていたところが良かった。
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標茶町図書館丹和也H29.2.17掲載
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なつかしくてつい。斎藤惇夫さんの新刊がでたけど、デビュー作だったそうだ。そして、薮内正幸さんの絵がいいんだよね。
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「グリックの冒険は冒険者たちよりはおもしろくないかな」と思いながら読んでいたら、ラストはすごかった!北の森についたときはすごくおどろいた。地面いっぱいにリスが来たときはもう感動といったらなかった!!!のんのんのキャラもすごくかわいかった。
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書かれている自然がはっきり目に浮かぶようで、グリックとのんのんの冒険がとてもリアルに感じられて、読み進めていくのがとても楽しみでした。
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『冒険者たち』の感動から、しばらくして、この本に出会ったときには思わず声をあげて喜んだ。
(普通に児童書コーナーに行けばある、っていうことを今は知っているのだが、このころは全然知らなかった)
「おー、またガンバに会える!」
さっそく購入。
あっという間に読みつくした。
リスのグリックがあまりにかわいい。
厳しい冒険の途中でも、たまに遊びたくなって、遊んじゃうのがなんともいえずリアル!
きっと、リスはそうだろう。
たぶん、ネコもそうだと思う。
さすが斎藤さん。動物に詳しい。
そして、動物に詳しい、と言えば、やっぱり薮内さん。
挿絵が最高。
『冒険者』で思ったけど、あの表紙の絵。
鳥の上に乗り、指さすネズミ。
そんなの実在するわけはない、と思いつつ、あまりにリアルで上手な絵なもんだから、思わず「本当は、こういうこともあるのかな」と思ってしまう。 -
グリックの冒険
<ガンバが友情出演?!!>