本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001108477
感想・レビュー・書評
-
過ぎ去っていく時間その正体は何なのだろう、一日が過ぎてしまったあとその日はどうなるのだろう、その日はどこにあるのか?物語の中では時間は消えません!面白そうです。
¥2,100詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
童話久しぶりだ!とにかく作家読みでアイザック・シンガーが読みたくて、唯一図書館で見つけたこの作品を読みました。
お話はたぶん好き嫌いがあると思うけれど、何に感動したかってシンガーによる前書きです。
なんてよいことをこの人は言うのだろう。こんなこと言われたら人目で好きになっちゃうね。文学の本当の意義ってそういうことだよね。この人まさに確信を突いている。
この日本語訳も英語訳から翻訳したものだそうだ。原語であるイディッシュ語がわかったらなあとひどく残念に思う。わたしたちは、原語で書かれたすばらしさの3割だって翻訳で味わうことが果たして、出来るのだろうか。甚だ疑問である。
(20110309) -
昔話のようでありながら、読後は今の世界を映し出す鏡のような語り口だと思う。それがシンガーの作品だ。センダックの挿絵も素晴らしい。
-
ただストーリーを楽しむのも良いが、ユダヤ人文化を少しでも調べておくと、もっと味わい深くなる。挿絵も素敵。