クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

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レビュー : 126
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140088

感想・レビュー・書評

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  • 欠陥のある者しかいない世界。
    世界のみんながこれくらいおバカで、お互いのおバカを当たり前のものとして、今日はどんないい日になるかなあってだけ考えて過ごせたらどんなに幸せな世の中なんだろうと思うけど、
    そうしたら自然の脅威に今以上に晒されているんだろうな、現実は厳しい。

    おバカの世界と並行して、蜂蜜のツボを焼ける人や丈夫な蝙蝠傘を作れる人がいる世界が存在しないと成り立たない。
    だからプーさんの世界は夢物語で、憧れてしまうんだなあ。

    ただおバカでいられる子供の特権が拡張現実したらプーさんの世界なのかもしれないとかなんとか、取り留めのないことを考えたりします。

  • 目次
    ・わたしたちが、クマのプーやミツバチとお友だちになり、さて、お話ははじまります
    ・プーがお客にいって、動きのとれなくなるお話
    ・プーとコブタが、狩りに出て、もうすこしでモモンガ―をつかまえるお話
    ・イーヨーが、しっぽをなくし、プーが、しっぽを見つけるお話
    ・コブタが、ゾゾに会うお話
    ・イーヨーがお誕生日に、お祝いをふたつもらうお話
    ・カンガとルー坊が森にやってきて、コブタがおふろにはいるお話
    ・クリストファー・ロビンが、てんけん隊をひきいて、北極(ノース・ポール)へいくお話
    ・コブタが、ぜんぜん、水にかこまれるお話
    ・クリストファー・ロビンが、プーの慰労会をひらきます そして、わたしたちは、さよならをいたします

    『クマのプーさん展』の前に読みたかったのですが、展覧会を思い出しながら読むのもまた乙なもの。(ちょっと負け惜しみ)

    人間の子どもはクリストファー・ロビンだけですが、プーもコブタもフクロも子どもそのも。
    イーヨーはおじさんっぽい語り口ですが、中身はいわゆる「かまってちゃん」

    「クマのプーさん」なんてタイトルなものだから、しっかり者の頼れるアニキみたいに感じていましたが、クリストファー・ロビンは「ばっかなクマのやつ!」って言うんです。
    ハチミツを見ると食べたくなっちゃう。
    食べたらそのこと忘れちゃう。
    心のままに行動するプーは、たしかに「ばっかな」、でも愛すべきクマ。

    有名な、プーがウサギの家で食べすぎて、お腹がつかえて家から出られなくなったお話。
    一週間絶食してお腹が引っ込むのを待っているプーに、クリストファー・ロビンが本を読んであげるシーンの挿絵を見ると、どうもジャムについて書いてある本らしい。
    なかなか辛辣な少年です。

    大雨で孤立してしまったコブタを助けに行く話が好きです。
    これはプーが結構頭と体を使って頑張る話。
    友だちのためなら、頑張れる。

  • 映画「プーと大人になった僕」を見て久々に
    自分で購入して読みました。
    プーさん好きなので、ロビンとのこれまでの話も
    知りたくて。
    心温まるお話でした。
    ずいぶん昔の本なので、言い回しが古いとの評判で
    確かにそんな感じも受けましたが
    プーさんのほのぼのとした雰囲気が伝わってきて
    楽しく読みました。
    続きの「プー横丁・・」も読もうと思います。

  • アリスやプーさんの原作を読むと、ディズニーの功罪について考えてしまいます・・・。アリスはテニエル、プーさんはやはりシェパードの挿絵のイメージが強いというのもあるけれど、童話が本来持つ毒を全部抜いて砂糖漬けにしてしまうのがディズニー作品ですよね。それが全面的に悪いとは言わないけれど。

    シェパードの絵は、とにかくクリストファーロビンの後頭部の可愛らしさにつきます。キャラクターたちは、大人になって読むと、ネガティブなイーヨーのキャラが物悲しい。

  • プーさんはディズニーの映画でもキャラクターとしても大好きでしたが原作を読むのは初めてです。少し前に原作者A・A・ミルン氏と息子クリストファー・ロビン親子の実話映画『グッバイ クリストファー・ロビン』を見て感銘を受け、今ソウルで行われているプーさん展を観覧してからの原作初読みです。父ミルン氏が息子にお話しを聞かせてあげる形式の物語なんですね。映画で見た親子の姿が思い出されて胸が込み上げてきました。昨年劇場で見てNetflixで最近見直したディズニーの実写映画『プーと大人になった僕』も今原作を読んでから見直すとかなり原作をリスペクトして作られていたんだなぁ、ということがわかります。そもそもディズニーのアニメの方もお話しそのものはリスペクトして作ってあったんですね。あ、これ知ってる!という場面もありました。
    キャラクター的には原作のE・H・シェパード氏の繊細なタッチのイラストは至高であるけれど赤いシャツのプーさんがやはり馴染みがありすぎて頭の中では赤いシャツ着せてしまいます。原作プラス赤シャツがベスト。

  •  昔なんとなく読んだり見たりしていたものをあらためて全部通して読むと、新鮮だった。
     プーさんの無邪気さや、クリトファー・ロビンが言うところの「おばかさん」なところも、勇敢だったり優しかったりするところも、素敵だ。
    2019/7/29

  • その本は読んだことがあるよ。 というのは簡単なことだけど、大人になる間にすっかり忘れてしまったんじゃないの?
    ウィニー と プー って、どっちがプーさんなのさ? なんて、すっかり忘れてしまった人は、やっぱりまた読んだ方が良いんじゃないかと、私は思いました。
    でも、プーさん 読まなくなった大人は、読まないでいいかもね。 そんな人も、おしあわせに!

  • [江戸川区図書館]

    かわいらしい話が好きな息子に。くまのパディントンも読めたんだから、これも読めるでしょ、と勝手に推奨。

    それにしても夏に読ませたアリスもそうだったけれど、この時代の話というか、文体はだらだらとしていて読みづらい(笑)

    これは多少は訳文としての日本語の問題(流行り)もあるだろうけど、やはり原文自体も、この手の回りくどい文体なんだろう。この言い回しを面白いととるのか、回りくどいと捉えるのか、それが、時代と今の私の成長?好み?となるんだろうが、、、はっきりいつて今の私にはあまり面白く感じられなかった。無駄な流れを楽しむ余裕が、なくなってきているのか、子ともの頃であれば面白いと楽しめたのかは不明だけど。ただ、ストーリーとしてのトボケっぷり、プーの愛らしさは生き生きと描かれていて、確かにそれが魅力となっているんだろう。

  • 童心に返った。

    プーさん、実に愛らしい。
    クリストファーロビンも、コブタも、
    他のみんなもとにかく愛すべき存在。
    ほっこりさせたかと思えば
    哲学的な一面もあり、度々読みたくなる1冊。

    挿し絵もすばらしい。

  • "僕みたいに小さいと勇気もだしにくいんだ・・"とピグレット。小さくても大きくても、何でも言う人でも言わない人も、心のなかで何も感じていない人はいないよね。

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