クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

著者 :
制作 : E.H.シェパード  Alan Alexander Milne  Ernest Howard Shepard  石井 桃子 
  • 岩波書店
4.01
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本棚登録 : 794
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140088

感想・レビュー・書評

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  • アリスやプーさんの原作を読むと、ディズニーの功罪について考えてしまいます・・・。アリスはテニエル、プーさんはやはりシェパードの挿絵のイメージが強いというのもあるけれど、童話が本来持つ毒を全部抜いて砂糖漬けにしてしまうのがディズニー作品ですよね。それが全面的に悪いとは言わないけれど。

    シェパードの絵は、とにかくクリストファーロビンの後頭部の可愛らしさにつきます。キャラクターたちは、大人になって読むと、ネガティブなイーヨーのキャラが物悲しい。

  • プーさんに関してだけは原作過激派と言えるくらい、シェパードの挿絵が好みど真ん中です。子どもがぬいぐるみと遊ぶときの、ぬいぐるみとしての愛らしさは残しつつ、その子だけの個性やキャラクター性が滲む、その微妙な部分を見事に描いていると思います。

    肝心の中身としては、有名な最初のハチミツを取りに風船にぶらさがるお話が可愛い。プーはクリストファー・ロビンにも「ばかだなぁ」といわれるけど、愚かではなく抜けているんですよね。ハチミツがほしい!と考えた結果があれ。可愛くないはずがない。
    個人的に好きなのはイーヨーの誕生日を祝う話。プーさんの登場キャラクターでコブタが1番好きなのですが、小心者ながら「イーヨーの喜ぶものを」と一生懸命考えるのが健気。そしてそのプレゼントの行く末も尊く思えます。可愛い。

    ディズニーのプーさんが悪いとは言いませんが、原作を読み、挿絵を見てしまうとやっぱり原作推しになってしまいます。石井桃子さんの訳は少し読みづらい部分もありますが、それも含めて作品の「味」だと思うし、あの文章だからこそ表せる雰囲気がとても好きです。

  • [江戸川区図書館]

    かわいらしい話が好きな息子に。くまのパディントンも読めたんだから、これも読めるでしょ、と勝手に推奨。

    それにしても夏に読ませたアリスもそうだったけれど、この時代の話というか、文体はだらだらとしていて読みづらい(笑)

    これは多少は訳文としての日本語の問題(流行り)もあるだろうけど、やはり原文自体も、この手の回りくどい文体なんだろう。この言い回しを面白いととるのか、回りくどいと捉えるのか、それが、時代と今の私の成長?好み?となるんだろうが、、、はっきりいつて今の私にはあまり面白く感じられなかった。無駄な流れを楽しむ余裕が、なくなってきているのか、子ともの頃であれば面白いと楽しめたのかは不明だけど。ただ、ストーリーとしてのトボケっぷり、プーの愛らしさは生き生きと描かれていて、確かにそれが魅力となっているんだろう。

  • 童心に返った。

    プーさん、実に愛らしい。
    クリストファーロビンも、コブタも、
    他のみんなもとにかく愛すべき存在。
    ほっこりさせたかと思えば
    哲学的な一面もあり、度々読みたくなる1冊。

    挿し絵もすばらしい。

  • "僕みたいに小さいと勇気もだしにくいんだ・・"とピグレット。小さくても大きくても、何でも言う人でも言わない人も、心のなかで何も感じていない人はいないよね。

  •  これは、子供にもわかる言葉で書かれた哲学書じゃなかろうか。
     プーさんはとてもソクラテス。

  • 次の勉強会で読むことになりそう。

    被災地の方に、お話を伺う機会がありました。
    3月に大手のボランティア団体が軒並み引き上げちゃったという情報をどこかで読みましたが、何故今引き上げるのか、私には疑問だ。

    NPO法人「地球の楽好」さんが絵本を募集してるとか。また絵本の仕分けボランティアに参加したいなあ。
    ・・・ボロボロの絵本やら、宗教から無料配布されてる絵本を送ってくる困った人がいるので、そのへんの仕分け。善意でやってるんだろうけどね。

    多少の使用感は、むしろ好ましいみたいです。「お母さんが子供に読み聞かせてたんだな~と分かる本を、現地の子供たちは、その雰囲気ごと受け取って癒されるのだ。」というようなことを仰っていました。絵本の良さだよね。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「現地の子供たちは、その雰囲気ごと受け取って癒されるのだ」
      この1行で涙が止まらない、情けない。。。
      「現地の子供たちは、その雰囲気ごと受け取って癒されるのだ」
      この1行で涙が止まらない、情けない。。。
      2012/05/02
    • ダイコン読者さん
      nyancomaruさん!わかります。情けなくないですよ!
      私もお話を伺っている間、悲しくて(;△;)

      今、一年がすぎて、やっと子ども達に...
      nyancomaruさん!わかります。情けなくないですよ!
      私もお話を伺っている間、悲しくて(;△;)

      今、一年がすぎて、やっと子ども達に問題行動が出てきているそうです。突然、大声で叫んだりとか。
      本当に、無理をしていたんですね。
      (とか言って、また泣かせる方向に・・・)

      とりあえず「忘れてないよ」という気持ちを、途切れず発信することが大事だなあと。それを形にすると絵本だったりボランティアだったりするのかなと。
      2012/05/03
  • はじめて読んだ。
    なにこのすごーい期待して読んだのに、それを上回るというレアな事態。
    登場人物とお話と訳と絵とぜんぶ良い。

    今までこんな有名なこんなすてきな話読んでなくて愚かだった。

  • 昔読んだような気がしたんですが読み直してみました。

    ディズニーと結構違って、私は原作の方が好きですね。
    クリストファー・ロビンが可愛い…!!

    イーヨが可哀想過ぎて愛らしい…!!

    表現が昔で読み辛いところもあったけど比較的さくさく読めたのでプー横丁も読みたいです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「私は原作の方が好きですね。」
      そうでしょうとも!
      ディズニーは、灰汁を捨ててますからね、、、
      「私は原作の方が好きですね。」
      そうでしょうとも!
      ディズニーは、灰汁を捨ててますからね、、、
      2013/06/26
  • こういうすこし古めの翻訳物は言い回しが愛おしくて好きです。
    かざりっけのない悪意を分け合える関係はいいなーとおもう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「かざりっけのない悪意」
      上手いコト言いますね!
      プーとコブタの掛け合いが何とも言えず好き(子どもの頃一番多く読み返した本です)。。。
      「かざりっけのない悪意」
      上手いコト言いますね!
      プーとコブタの掛け合いが何とも言えず好き(子どもの頃一番多く読み返した本です)。。。
      2013/01/05
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