ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001140347

感想・レビュー・書評

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  • 1番最初の出会いは映画だった。
    映画がとても面白く(第一作品)続きがとても気になったため4作品目まで読んだ。
    面白かった。けれど何故か途中で話がつまらなく感じてしまい(好みではなくなってきた?)4作品目で終了となった。1作品目が本当にわかりやすく、(小学生でも充分過ぎるほど楽しめる)そして面白かった。
    私的に感じたのは、巻を進める事に新鮮味が薄れていくような感覚になった。けれど1作品目と2作品目くらいまでは本当に面白い。

  • 面白かった、、!

    クローゼットの奥が
    別の世界に繋がっている、だって!
    なんて憧れのシチュエーションだろう。

    4人の兄妹と、白い魔女、そして君臨する世界の王様のアスラン。
    出てくる動物たちが可愛らしいのに加えて、
    空想上のいきものがこれでもか!と登場して
    戦うシーンは必見。


    瀬田さんの訳が大好き!だけど、
    どうやら新訳も出ている様子。
    読み比べてみようかな!

  • かくれんぼでルーシーがかくれたのは、大きな衣装だんすの毛皮のコートのあいだ。毛皮をかきわけて奥に入り込むと、なんと、雪の降る真夜中の森に出た。

    (『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より紹介)

    「4人のきょうだいが,ある日大きな衣装だんすに入ると,雪のふりつもる別世界へとつづいていました.このナルニア国で,子どもたちは正義のライオンとともに悪い魔女の軍と戦います.」

    全7作からなる壮大なファンタジー。発表された順番は物語の時系列にはなっておらず時代が前後するが、そこにも著者の意図があるので、やはり発表順に読んでいくのがおすすめ。

  • ◆高校生に読んで欲しい作品

    10歳までに読みたい世界の名作というカテゴリにも分類されてますが、ナルニアがキリスト教的世界観の話であることを踏まえて、高校生の間に読んで欲しい。

    世界では唯一神を信仰してる人の方が多いですから、その感覚を物語を通して感じておくと、キリスト教圏の人と仲良くなった時に、役立つと思う。

    純粋にファンタジーとしておもしろいし。
    大人の思考もできるけど、考えも感覚も柔軟な高校生のうちに、世界的名作と言われる児童文学の奥にあるものを感じて欲しい。

    個人的には刊行順(ライオンと魔女)から読むのを勧めるけど、子供の頃読んだことがある人は時系列順と言われる(魔術師のおい)からでも良いかと。

  • ライオンと魔女(岩波少年文庫)
    著作者:C.S.ルイス
    発行者:岩波書店
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    facecollabo home Booklog
    https://facecollabo.jimdofree.com/
    名作「ナルニア国」シリーズ第1作。

  • 子供の頃ファンタジーはなぜか面白くなくて、読みはじめてもすぐ飽きていましたが、大人になった今新しい発見があるかもと思い、手にとってみました。ナルニアは映画では見たことがあるのですが、原作は子供向きで古臭さそうと思っていました。でも物語を読み始めるとすぐに夢中になり、あっという間にナルニアの住人になってしまった。そして慈悲深く威厳があり、畏怖の念を持たせる偉大なるライオン王の存在に圧倒されました。現代の私から見るとちょっと気になる表現の所もありましたが、物語に水を差す事なく最後まで楽しめました。子供の頃の自分に勧めてあげたい偉大なファンタジーです。

  • 何回も挫折して、苦節何年?笑ようやく読めた。
    ちょっとひらがなが多すぎるのかな。うまく文章が読めず、物語に入れずにいた。漢字に慣れる前のもっと早い段階で読んでおくべきだったのか。なんとライオンのアスランが出てくるまで読めたことがなかった。正義の中心人物なのに。

    解説に書かれていて納得したんだが、宗教的な教訓を児童小説という形で表現しているのだ。
    だから、話自体は「イソップ物語」のようにシンプル。しかしファンタジーの世界にひたれる。
    エドマンドの裏切りに怒って、アスランの自己犠牲に胸を打たれて、教訓を獲得していく形だと思う。

  • 4人兄弟は、ある日古い屋敷のクローゼットから別世界・ナルニア国に足を踏み入れてしまい…。映画「ナルニア国物語」を観た人も、まだの人も読んでほしい冒険ファンタジー。

  • 再読。

    『ナルニア国物語』シリーズ第1巻。人間界の少年少女がファンタジー的世界に迷い込み、そこで大きな役割が与えられるという筋は、昨今の異世界転移ものの走りと言えるかもしれない。
    勧善懲悪がはっきりし過ぎているところに物足りなさもあるものの、語りや描写の巧みさで面白く読み進められる。また、瀬田貞二の訳文がやはり美しい。

  • 4人兄弟が迷い込んだナルニア国。子どもの頃はそういう入り口がそこかしこにあるのかもしれないな。読めば大人もいけるファンタジーの国。

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