- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001142020
感想・レビュー・書評
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西村さんの訳だったので手に取る。
エレベーターがまだ珍しかった時代?のオランダの児童文学。
明るいワクワクもの、でもなくて、わりとヒヤヒヤハラハラする展開が続く。
たまたま同行することになった大人たちも、格別に人間が出来てるわけでもなく、そこがリアルで面白い。
南米の架空の独裁国家の話がけっこうインパクトがある。
主人公のアーベルチェという名前の響きが可愛い。
・オランダ人はコーヒーとレースのカーテンが好き
・ニュージーランドはオランダの地球の裏側にある
・ニュージーランドにはオランダ人がたくさん移住している
と知る。
ジョニーがニューヨークに戻って幸せになったのか、不安が残る。 -
おもしろかったー。
飛ぶエレベーター。
こーゆー設定は好き。
新しくできた百貨店。新人エレベーターボーイのアーベルチェが気になっているのは意味のない一番上のボタン。
お仕事にいそしみながらも、ついに押してしまうと・・・。
まあ、わかっていた展開でしたが、そのときちょうど乗っていたのが、殺虫剤の営業さんに、音楽の先生に、
曲芸趣味の女の子、っとまあ、なんじゃそりゃ!?なメンバー。
けど、結局おもしろいのはこの営業さんに音楽の先生なんだよなあ。とことんマイペース。
とくに白い牢獄から逃げ出すときにレース確保してきたのには吹いたわ。いやーすごすぎる。
降り立った国で出会った人とのエピソードが何気に繋がったとこがほほうって感じでした。
パン屋のつらい仕事から解放されてよかったなあ少年。
アーベルチェの冒険、はこれで終りでなく、
続編があるみたい。
今度はしっかり少年が活躍するのかな?
いつか読みたい。 -
エレベーターボーイの話。世界各地へ冒険に出る。
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久々に児童書を読んだのですが、この作品はものすごくサクサク読めて面白かったです。
表紙を観たとき、エレベーターが飛んでると最初思わず、物置が飛んでると思いました。(キテレツ大百科だったかな?庭の物置を飛ばす話があったので、それの影響)
あとがきにエレベーターの飛ぶ話が他にもあることを知り、読んでみたいと思いました。 -
オランダの作品。テンポよく、現代的で面白かった。エレベーターが空を飛んで、いろんな所へ行ってしまう。挿絵も、今の子どもたちにも受け入れられるんじゃないかなぁ。
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デパートのエレベータボーイになったアーベルチェ
いよいよオープンの日!
エレベータの一番上についているボタンを押してみると・・・・
そのまま空へ飛び出しちゃった!
小高~ -
94/シ
デパート開店の日、アーベルチェを乗せたエレベーターは空へ飛び出してしまいます。
人助けしたり、革命に巻きこまれたりと世界中を旅することに…