めざめれば魔女 (岩波少年文庫)

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001146097

感想・レビュー・書評

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  • 変わりゆくすべての少女のために。

    「魔女」という概念はいいね。「少女」が「女性」になるのを、「魔女」と設定するのって、結構あるけど、まさにそんな感じだと思う。強くなって、力が使えるようになって、誰かを守れるようになる。ローラが守る側に変わっていく過程が、ファンタジックに描かれていたけど、まさにこれくらい大きな道を行っている。

    かくれ魔女のソリー(男)のキャラクター設定も面白い。うまく消化できないけど。少女の成長を導き助ける役目に、少し年上の少年(しかし彼もまだ未熟)を当てるのって、意味があるのかな。ファンタジー世界で厳しい道を行くというのも合わせて、梨木香歩『裏庭』を思い出したり。ソリーのキャラクターはいろんな人を思い出します。耳すまの聖司くんもこんな奴だよな、多分。

  • ジャッコが可愛すぎる

  • 岩波少年文庫=安心・安全というわたしの思い込みが崩れ去りました。こわかったー。ハヤカワか東京創元社あたりで出版する話では?

  • おもしろかった~~~
    感覚系フシギ小説

    魔女をみやぶり予兆をかんじる女の子
    悪魔(じゃないななんだろう)的な男に生命力をとられる弟(ちょうかわいい3歳児)を救うため魔女になる

    ソリーくんがこれまた魅力的

    4年も待てない!といいつつちゃんと我慢するよいこ

    いまいちよくわからない話だったけど
    おもしろかった
    会話がまたぼやかしぼやかしでむずかしい

    14歳かぁ~~~
    ってかんじ?
    また読み返したいかも
    余裕があるときに(笑)

著者プロフィール

マーガレット・マーヒー

「1984年 『魔法使いのチョコレート・ケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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