- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001157345
作品紹介・あらすじ
干し草の山にとびこみ,野イチゴをつみ,変装ごっこで大わらい!自然豊かな小さな村に,子どもたちがぜんぶで6人.ゆかいな毎日を8歳になるリーサが語ります.原書初版のニイマンのさし絵と新訳で.
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた児童文学の名作。2019年、新たな翻訳で出版された。
子供が小さい頃に読み聞かせていた作品の一つ。当時は北欧の国がどのような生活をしているかあまり想像もしなかったし、今のような日本での北欧の生活スタイルや家具、ファッション、雑貨などもあまり知られていなかった。しかし、子供たちの遊びや生活、日常を子供の目線で表現、大人の私にとっては子供時代への回顧、また子供にとっては自身の「今」を感じられる。これは古今東西変わらぬ子供達の行動と感情なのだろうと思う。誰が読んでも、いつの時代にも通じる子供時代の暖かで楽しい日常を描いた作品だろう。 -
なんてのびのびと明るい子ども生活だろう。現代の日本の子どももメディアに毒される前に、出会ってほしい。
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小学生のとき、「まんがじゃない本もおもしろい」って思わせてくれた、読書の入り口となった本。昔の本だけど、息子も娘たちも大好き。全部読み聞かせしました。ブックトークでも「テーマ」を変えてよく使います。 少年文庫の「あとがき」が秀逸。
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とても懐かしかった。
やかまし村の子どもたちの映画も大好きで、何度も見たことを思い出す。あの生活は本当に憧れで、私も干し草小屋で寝たかったし、手紙のやりとりがしたかったし、野イチゴ食べたいし、あんな楽しそうな登下校がしてみたいと思った小さい頃のままの気持ちが蘇ってきた。
そういえば忘れていたけど、リーサと私の名前が似てるからそれも好きなポイントだったなあ。
イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵もとても可愛くて、ほっこりするし、小さい頃のわくわくを思い出させてくれる。
いまとても満ち足りている。いい本を読むってなんて幸せなことなんだろう。 -
リンドグレーン・ブーム、作品編・第一弾。
こんな風に、子どもが走り回れるって、幸せすぎる。 -
素朴な日常のスナップ