- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003220474
感想・レビュー・書評
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2009年8月
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"All the world's a stage, And all the men and women merely players."
この言葉にビビッときたら。
イギリスの戯曲(邦訳版) -
舞台を軽く想像しながら、難しい事を考えずに読めるシェイクスピア作品。
昔懐かしくなって購入した古書、第二幕第四場、第三幕第五場、第四幕第一場の一部に激しい書き込み(赤ボールペンの波傍線)があるのもご愛嬌か。 -
20141115
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“このお芝居を、お気に召すだけ、存分に愛でてくださいまし”
愛らしい物語。望みの相手と結ばれ、悪人もあっさり改心し、おさまるところにおさまった幸福にみなが酔いしれるなか、こんな大団円に用はないとばかりにさっさと舞台を退場していく憂鬱な傍観者・ジェイクイズの存在がいい、彼の人気が高いというのも頷けます。わたしもシーリアの相手は彼を推したい。 -
最初は読みづらい文章で困惑したが、
慣れた辺りからグッと話に入っていける -
註に書いてあるように、実際の劇ではシェイクスピアがオーランドウに背負われてくる場面もあったということからもこの喜劇の自由さがわかる。
少年俳優が扮したロザリンドの振る舞いを想像すると不思議な気分になります。
また、ジェイクイズという名前が作中で二つ出てくるけれども、老公爵に付き従う貴族のほうのジェイクイズはハムレットの憂鬱性を持っている。 -
かわいい小品。
兄オリヴァが改心するところに、「リア王」エドマンドの最期が重なる、気がする。