- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003220559
感想・レビュー・書評
-
シェイクスピアに関する作品を作るに当たり読んでみた。
数々の甘い言葉に酔いそうになりながらも、愛を神聖なものとして捉えようとする文章を慈しむ気持ちになった。訳者の高松さんはとても深くシェイクスピアを研究されているのが伝わり、分かりやすかったが、やはりソネット詩の性質をそのまま受け取るために、英語版の文章も是非読んでみたいと思った。
愛を語る多彩な語彙に感服させられながらも、思いがけないシェイクスピアの人間らしさに触れることができて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メモ…好きなんだけどちょっと笑ってしまう。その後またほっこりする。
-
シェイクスピアといえばやはり戯曲のほうが断然有名で、詩集というのは一般にあまり知られていないことに加えて、シェイクスピア自身の伝記というか人物、私生活なんかもあまり知られていないのではないかと思うのですけれど、これを読むにあたって初めて知って驚いたのが、実はシェイクスピアにゲイ疑惑があったこと。そんなわけでこの詩集は大半が、男性の恋人に宛てられたものになります。戯曲よりシェイクスピア本人の生の声が出ている印象で、なかなか興味深かったです。
-
いま、日本語で読んでもこれだけ気持ち良いんだから、
その凄さが窺い知れる。
原文で読むと、さぞ気持ち良いんだろうなぁ。 -
ずっと気になっててやっと購入
もう大好きシェイクスピアとしか言えない
リズムとか表現が素敵過ぎて苦しい
どんなもの食べたらこんな綺麗な表現が出来るのかしら -
ソネットといえばペトラルカでしょう、なんて思いながら、興味があって昔読んだ。実は、彼の壮大な悲劇に取り組むには、体力と精神力が必要だから、消極的にお手頃なところで、というのが真実。それにしても韻の踏み方、音のリズムが素晴らしい。これ、日本語にするのは至難の業だなー、って感心しながら読んだ。
-
好きな男の子にマッチの等価交換としてもらった記念の一品なので、中身よりもその思い出のほうがでかいうんこ。いや、それでかなり読みました…。いやでもすげーなって、しかも、な、なんとなく……だ!へけー!!黒い女めが!(言ってみただけ)
思い出は四大元素。