- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003228425
感想・レビュー・書評
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「はくい」ではなく「びゃくえ」 その2
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18357
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN14064109 -
結局女は顔か。となる。
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訳:中島賢二、原書名:THE WOMAN IN WHITE(Collins,Wilkie)
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上巻でのスローテンポが嘘のよう。物語は徐々にスピードを上げ、後半はまさに坂道を転がる勢いだ。読み手はどうしても女性ふたりに肩入れしてしまい、ひとつ事が起こる度に息を呑んでしまう。女性から見れば、苦雨凄風を思わせる当時の英国の風潮、そして法律。それを私益の為に利用しようと画策する、卿や伯爵の悪意と狡猾さには心底怒りを覚える。特に、満を持して登場した伯爵の背後に立ち込める、これまで以上の濃霧。彼らの陰謀の先行きと白衣の女が纏った謎。とにかく先が気になって仕方がない。逸る気持ちを宥めながら最終巻へ。
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語り手を変えながらの描写は月長石もそうだったと思う。どうなる!下巻!
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中くらいから少し面白くなってきた。
ただ、やっぱり文体が合わない。
仰々しい感じですっと入ってこない。 -
でもやっぱり最後これでよかったのかもしれない