大地 (2) (岩波文庫 赤 320-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003232026

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  • 王龍が亡くなり、物語は彼の息子たちの時代になりました。
    3人の息子たちは、王龍の言いつけに背き、それぞれの理由で土地を手放していきます。長男は放蕩に、次男は強欲に、そして三男の王虎は、軍隊を率いて地位を築こうとします。
    物語のメインは王虎でしたが、堕落した老将軍を見限り、独自の勢力を育てていく様子は、なんだか三国志を読んでいるようでした。

  • 王龍の息子たちに物語の舞台は受け継がれる。「土地」をキーワードにしながらも、時代背景は、戦時へ。切り売りされる土地。同時に前に進む戦の空気。既に大きくなり過ぎた王龍の一家。さて、続編はどうなるのか。

  • 王龍の三男、王虎の物語。激しさと孤独。

  • 大地(1)に記載

著者プロフィール

(Pearl Sydenstricker Buck)
1892-1973。アメリカの作家。ウェスト・ヴァージニアに生まれる。生後まもなく宣教師の両親に連れられて中国に渡り、アメリカの大学で教育を受けるため一時帰国したほかは長く中国に滞在し、その体験を通して、女性あるいは母親としての目から人々と生活に深い理解をもって多くの作品を発表した。1932年に『大地』でピュリッツァー賞を、38年にはノーベル文学賞を受賞。また1941年に東西協会設立、48年にウェルカム・ハウスの開設と運営に尽力するなど、人類はみな同胞と願う博愛にみちた平和運動家としても活躍した。

「2013年 『母よ嘆くなかれ 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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