ノートル=ダム・ド・パリ(上) (岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253274

感想・レビュー・書評

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  • これまでつまみ食いしていたのを火災を機に通読。やはり面白いのは序盤だけで、ストーリーはまあ普通っていう感じ。どのキャラも好きになれないのが理由か。

  • 映画、劇団四季のストーリーが好き過ぎて原作に手をつけたのですが…
    難しい、本当に難しい。
    全然関係無い話が多過ぎる、それが逆にいいのだろうけど僕には難しかった笑

    100ページくらいして、ようやくエスメラルダが出てくるので、そこまでは我慢。
    にしても原作ここまで内容が違うとは。
    映画と違いを確かめられながらなんとか読み進められました。

  • ノートルダムの鐘で知られる原作。
    アニメとは話が異なるらしい。
    今まで、読んだことも映画やアニメで見たこともないので、完全に初めて。

    読みやすい。

    ヴィクトル・ユーゴーは、『レ・ミゼラブル』の小説を読んだり映画で観たことがあるだけで、本書は2作目。

    どちらも余談が長いが、建築と印刷の解説はしつこく同じことが繰り返して言っているけど、なかなか面白かった。

    昔は建築で主張を残したが、今は印刷になった!…というようなことを長々とあれやこれやと書いている。

    カジモドの鞭打ち刑は悲惨。

    海外ドラマの『アウトランダー』でジェイミーが鞭打ちされるシーンを思い出した。
    このドラマの鞭打ちは、かなり現実に近かったのでは?と。
    肉が深く切れ、血が飛び散る。

    この小説では、薬を塗られて落ち着いたと書かれているが、本来なら落ち着くはずがない。大怪我である。一生消えない深い傷跡が残るはずだ。

    野蛮だったカジモドとジプシーのエスメラルダが出会うシーン。初めて流した涙。
    カジモドは変わっていくのか?

    下巻が楽しみだ。

  • ノートルダム、文化・文学の霊感源
    古典の題にもなった聖堂は火災によって寺院の尖塔が崩壊しましたが、
    マクロン大統領が再建に取り組みます。

  • 面白い。四季のミュージカルも見たい

  • 建築が思想を語った時代から、グーテンベルク以降の印刷術が建築学を席巻したというこらしい。
    ストーリー展開の合間にユゴーの哲学、思想がちりばめられている。

  • ユゴーらしく、比喩や時代背景の説明が多くなかなか物語が進まなかったが後半に来てコロコロと物語が動きだし興味を引き付けられる。

  • 景観部分がわりときつい。

  • 話が全く進まず、パリの建築や印刷技術の発達の話を読むのがかなり苦痛。一応下巻も読むつもりだが。

  • ああ無情(レミゼラブル)は面白かったからノートルダムもディズニーでアニメ化されてるし面白いんじゃないかなって思ってたんですが。

    なんと1章まるまるパリの建物や情景を描くのに使っていて驚きました。印刷技術の発達についても。
    下巻を読み始めてから思いますが、様々な有名建築を描いてくれることで(知ってるのがノートルダムぐらいだった)ノートルダムの時代のパリを想像しつつ話を読み進められますね。あくまで私の想像は京都で、ノートルダム=京都タワー的な感じですが。

    あと、今までは石に刻むことが1番情報を残していたが、印刷出来るようになってからもっと手軽に残るようになった。そして色々な表現が自由になり新たな芸術が生れ建築文化は廃れた。建築は社会を代表する芸術じゃなくなった。(建築に紐付けられていた宗教絵や彫刻等の表現が、建築物に合わせた形式に縛られなくなった)
    っていうあたりを延々と語る章は脱帽。そうか、そういう時代のパリか。という面白さがあります。


    肝心のエスメラルダやカジモドのストーリーはまだまだ序盤。恋が始まって色々炎上してきているところで下巻につづく。

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