マリリン・モンロー (岩波新書 黄版 381)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203810

感想・レビュー・書評

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  • 本当は知的なモンロー。

  • ノーマ・ジーン。愛を信じ愛を尽くした女(であるがゆえに奔放になる)、ってことかな。濃い生き様だなーという印象を受けた。現代の男からすると「愛を尽くす女」って「重い」ととられるんじゃないかなぁ。

  • [ 内容 ]
    あのとろけるような肉感的な表情で世界中の男たちを悩殺したモンローとは、セクシーな美人女優にすぎなかったのか。
    “重症のマリリン熱患者”を自認する著者がその不幸な生いたちに始まる生涯を追いながら、彼女の自由で知的で無垢な魂を浮かび上がらせ、「性の女神」を生んだアメリカの大衆文化、そして日本の「マリリン熱現象」を考える。

    [ 目次 ]


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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 駒込の古本屋

    マリリンのこと全然知らなかったから、すこし知ることが出来たけど
    文章が面白くない。

  •  永遠のモンロー。
     マリリン・モンローは尊敬するヒトの一人で(あのスタイルは最高。ボンキュボーン!)、彼女を知ったのは随分前ですが、関係する本を購入したのはこれが初めてでした。ブックオフで百五円だったので、思わず購入。
     ところどころ、客観的であり、それでいて主観的でもありました。マリリン・モンローを知るには良い代物だと思います。
     様々な書物等々で、彼女は頭が悪かっただの云々言われていますが、
     “彼女はただうつくしかった”
     ――それだけで充分じゃないか、と思っているのですが、いかがでしょうか。
     彼女のうつくしさは、可愛さは、みながわかりきっていることなのだから。

  • 生い立ち、苦労した時期、ドラッグアルコール、最期まで分かるようになっています。著者の思い入れも多分に入っている所が、私としは愛せました。岩波新書なので縦長の文庫で、さほど量は多くありません。

  • 大女優マリリン・モンローの生涯や人間関係、彼女をめぐる言論などがコンパクトにまとめられている一冊。
    単に事実関係を整理するだけでなく、時代が彼女のような存在を必要とした理由なんかについても述べられている…が、如何せん主観的過ぎる。著者は本当にマリリン・モンローが大好きなようで、その熱い想いが若干空回り気味な所は否めない。
    まぁ彼女にまつわる本はそのスキャンダラスな側面をクローズアップしたものが多いようなので、そういった書物に対する反論という意味が本書には込められているのかもしれない。


    100円。

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著者プロフィール

1932年、岐阜県生まれ。55年東京大学文学部英文科卒業。大学院で比較文学比較文化を専攻。文学博士。東京大学名誉教授。著書『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社、1970、日本学士院賞受賞)、共著『亀井俊介と読む古典アメリカ小説12』(南雲堂、2001)、『語り明かすアメリカ古典文学12』 (南雲堂、2007)他多数。

「2021年 『物語るちから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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