日本人はなぜ英語ができないか (岩波新書 新赤版 622)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306221

感想・レビュー・書評

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  • これは最高におもしろかった。ありがちな英語教育を手放しに礼賛する馬鹿げた本でもなく、かといって日本語だけできりゃいいというコンサヴァティヴ志向のものでもなく、新たな英語教育を打ち出している。この本にはとっても説得力があるし、今まで英語教育はどうしていけばいいのかうまく説明できずに隔靴掻痒の感があった私の志向をすっきりとさせてくれた。非常に素晴らしい本。

  • 「日本人だから英語が出来ない」という人種差別的な考え方ではなく、「日本の英語教育環境を変えないと、日本に住む私達は英語を本当の意味で『マスター』は出来ない」という積極的な警告。著者は、日本社会に「発信型英語」を提案する。受動的ではなく能動的な学習。インプットではなくアウトプットを重視した授業。特に共感したのは、「英語で学ぶものは、他でもなく『日本について』である」という著者の主張。本書は、大学時代にカナダ留学前の課題図書として読んだものだが、母語ではない英語を私達が学習する本当の意義についてを考え直させられる良い機会になった。

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  • これまた課題で。
    「国際理解はやめる!」とか、斬新な意見があっておもしろかった。

  • できない理由があって、ではどういう対策があるか、その対策に効果はあるのか、最終的にできるようになるのか、ってところまで書いてほしい。

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著者プロフィール

1943年岩手県生まれ。三菱系エレベーター会社を経て1967年に独立創業し、鈴木エレベーター工業(現在のSECエレベーター)を1970年に設立。独立系エレベーター保守会社という新しい業態を日本に誕生させる。エレベーターの構造を知り尽くす「技術屋」で、ビジネスの面でもエレベーター業界の風雲児として活躍する。

「2017年 『技術屋が語るユーザーとオーナーのためのエレベーター読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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