帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ― (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004308522

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  • 帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ―
    (和書)2012年11月16日 16:19
    2003 岩波書店 アルンダティ・ロイ, 本橋 哲也


    柄谷行人さんの書評でアルンダティ・ロイさんの本が紹介されていて図書館でリクエストしてきました。それで他の本を取り敢えず読んでみようということで借りた一冊です。

    良い本であることに疑いは全くない。しかし危険だと思った。権力にとって彼女が危険であるということと同時に彼女自身も危険な立場に置かれているのだろう。とても勇気がある。フーコーの講義集ででてきたパレーシアの一種であることは間違いがない。

    この作者を知ることができたことは幸運であった。そしてその本を読むことができることは自分自身が闘うべきものがあることを思い知らされる。

著者プロフィール

作家。ニューデリー在住。1997年に長編小説『小さきものたちの神』(DHC、1998年)でブッカー賞受賞。その他の著書に『わたしの愛したインド』(築地書館、2000年)、『帝国を壊すために』(岩波書店、2003年)、『誇りと抵抗――権力政治を葬る道のり』(集英社、2004年)、『民主主義のあとに生き残るものは』(岩波書店、2012年)など。

「2013年 『ゲリラと森を行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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