北朝鮮現代史 (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004313618

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて

    北朝鮮の戦後通史
    最近の北朝鮮のイメージとは似つかない過去の成功していた時期の話とか、教養として知っておくべき内容が読みやすくまとまってる。

  • 金日成時代の歴史はほとんど知らなかったので、このように概略を振り返ることができる本は有難いです。

  • 北朝鮮の首都は憲法上はソウルになってり、ピョンヤンは仮首都。38度線の向こう側の国は両国にとって仮想国家。
    1960年、金日成はチュチェ思想宣言を行った。朝鮮の革命らしい。
    オルブライトが訪朝した際に金正日と面談し、金正日にとって理想の国家はスウェーデン、タイだそうだ。そしてクリントンを訪朝するようにオルブライトは仕掛けtが、その前にブッシュがゴアに代わって大統領になった。
    歴史とはそのようなものなのだろう。
    事実だけを考察していくと北朝鮮という国は案外、凄い。中国、ソ連、日本、アメリカのような大国のはざまにあってたくましく生きている。

  • 「資料に基づいた」著書ですから、当然わくわくして読み進む・・・ということありません。
    同時代に生きているということでは、時々のニュースの確認作業になっているところもあります。
    金正日が意外と頭がよかったのだ・・・という印象を著作から受けた。著者の正直な印象を語っているのでしょうが、一方でバカげた政策には愛情をこめて皮肉った表現もしている。
    この著作そのものが資料ですね。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授。1938年生まれ。東京大学文学部卒業。著書『金日成と満州抗日戦争』(平凡社)、『朝鮮戦争全史』『日露戦争 起源と開戦(上・下)』『北朝鮮現代史』『平和国家の誕生』『韓国併合110年後の真実』(岩波書店)、『朝鮮有事を望むのか』(彩流社)、『スターリン批判1953~56年』(作品社)、『アジア女性基金と慰安婦問題』(明石書店)、『米朝戦争をふせぐ』『安倍首相は拉致問題を解決できない』『慰安婦問題の解決に何が必要か』(青灯社)ほか。

「2022年 『日朝交渉30年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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