アナキズム――一丸となってバラバラに生きろ (岩波新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004317456

感想・レビュー・書評

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  • アナキズム関連で最近多くの著作のある栗原康さんの最新作です。岩波新書から出たってのと、装丁が真っ黒ってところがとりあえずスゴイですね。
    最近の栗原さんの著作って叫び声というか、擬音がいっぱいで「取りあえず叫びのエネルギー!」という印象。理論的な部分は著名アナキストの著作からの引用が多いようです。アナキストの著作って、妙に言い回しが回りくどかったり、逆に詩的だったりするんですが、シンプルってところは読みやすかったですね。巻末の参考文献も役に立ちそうです。

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著者プロフィール

1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『大杉栄伝 ―― 永遠のアナキズム』(夜光社)、『はたらかないで、たらふく食べたい ――「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)、『村に火をつけ、白痴になれ ―― 伊藤野枝伝』(岩波書店)、『現代暴力論 ――「あばれる力」を取り戻す』(角川新書)、『死してなお踊れ ――一遍上人伝』(河出書房新社)、『菊とギロチン ―― やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』(タバブックス)、『何ものにも縛られないための政治学 ―― 権力の脱構成』(KADOKAWA)など。

「2018年 『狂い咲け、フリ-ダム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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