学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か (岩波新書 新赤版 1925)
- 岩波書店 (2022年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004319252
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:B1/4-3/1925/K
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1 学術会議会員任命拒否問題の歴史的な意味……岡田正則
1 日本学術会議の設置と任命拒否に至る経緯
2 任命拒否の違憲性と違法性
3 首相による任命拒否理由の説明
4 問題の背景
5 問題の深層
6 情報公開と自己情報開示の請求
7 展望
2 現代日本と軍事研究――日本学術会議で何が議論されたのか……加藤陽子
1 はじめに
2 天皇機関説事件の争点
3 決裁文書と止めた政治主体
4 二〇一七年声明と戦争・軍事を目的とする研究に反対する過去二回の声明
5 安全保障と学術に関する検討委員会での討議
6 学術会議は何を代表するのか
7 「自衛」概念を定義することの困難性と議論の帰結
8 学術会議の在り方をめぐって
9 科学・技術を育む政治文化を目指して
3 反憲法政治の転換を……小沢隆一
4 日本学術会議会員任命拒否事件の現段階……松宮孝明
5 ポスト真実の政治状況と人文知……芦名定道
1 はじめに
2 「ポスト真実」を掘り下げる
3 知恵思想から人文知へ
4 再度、日本学術会議問題へ
5 むすび――大学、ジャーナリズム、そして人文知
6 政治と学問、そして民主主義をめぐる対話……宇野重規
1 「反政府的」であるとは、どういうことか
2 「学問の起死回生」に向けて -
316.1||As
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新聞等で一時期賑わせたが、結局なんだったのか?理解していなくて読んでみた。任命拒否された側の本、その当人達も執筆している。そのため偏りのある意見が書かれている事は容易に想像できた。人文系の文は自分には読みにくくスッと頭に入らない。とにかく任命拒否は法律違反がベースにある。過去の歴史事例を引き合いに出し議論がなさている。
全体的にもっと簡潔に説明出来ないものだろうか?と思う。
学術会議自体が具体的に何をしているのか?そもそも任命拒否された人がいたために国民がデメリットを被ったのか?その辺が追加で知りたい。 -