日本の宗教: 日本史・倫理社会の理解に (岩波ジュニア新書 27)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005000272

感想・レビュー・書評

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  • 2009/12/18

  • 日本の宗教の成り立ちについて書かれている本です。自分の宗教観のルーツを垣間みることができた気がしますね。その中でも「神仏習合」という言葉が印象に残りました。これは「神道」と「仏教」のいいとこ取りで成り立った宗教観です。日本人が行っている行事を考えると、ここあたりが影響しているのかな、と。ただ、宗教は昔から色々な考えの元、派生していっているため、なかなか難しい問題があるような気がしました。宗教の本は面白いので、ちょいちょい読んでいこうと思いますね。

  • 日本の宗教の事が、時代を追って分かる、非常に分かりやすい一冊。

  • [ 内容 ]
    日本には、仏教、神道、キリスト教、新宗教などさまざまな系統の400をこえる宗教・宗派があり、その活動は社会全体に大きな影響をおよぼしています。
    この本では、日本の宗教の歩みを歴史の流れにそってたどり、おもな宗教の成り立ちと教えをわかりやすくまとめています。
    日本の豊かな宗教文化の理解に役立つ1冊です。

    [ 目次 ]
    1 日本の原始宗教
    2 古代の宗教
    3 中世の宗教
    4 近世の宗教
    5 近代の宗教
    むすび 現代日本の宗教

    [ POP ]


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    [ 参考となる書評 ]

  • 日本史の教科書のような記述形式でした。日本における国家権力と信仰の歴史を一連の流れに沿って学ぶことができた。各派さまざまな教えを持っているけど、歴史の流れ中で色々な教義を取り入れ、盛衰を重ね、継承され、今につながっているのだなということを理解した。ラインナップは以下の通り。日本の原始宗教、古代国家の神道・仏教、鎮護国家の仏教、鎌倉仏教、南北朝・室町時代の仏教、キリシタン、幕藩制社会の宗教、近代の宗教。

    新書1000本ノックその2

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著者プロフィール

1928年、東京生まれ。1952年、東京大学文学部宗教学宗教史学科卒業。東京大学講師・龍谷大学講師・慶應義塾大学講師を務める。1991年、没。
【主要編著書】『近代日本民衆宗教史の研究(法蔵館、1958年)、『国家神道』『慰霊と招魂』『天皇の祭祀』(岩波書店、1970、74、77年)、『新宗教―その行動と思想』(評論社、1980年)

「2020年 『日本の宗教 日本史・倫理社会の理解に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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