論理的に考えること (岩波ジュニア新書 99)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005000999

感想・レビュー・書評

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  • 中高生に向けたレーベルの新書ですが、ページ数の割に内容は非常に濃いです。

    一読のみでは到底腹落ちすることは出来なかったので、期間を空けて再読になりそうです。

    ある節で占星術や占星術師を、「インチキ」・「ひきょう」と推論を用いて論理的に証明していて思わず笑ってしまいました。

  • 論理をつくる方法の話。
    三部構成。推論と推理に重きをおいてる。
    学問的なつくりで少々読みにくいかな。

  • ここに書かれた内容の理解は、確かに文章を書く際など、必要になるものだと思える。ただ、この文章を理解できるんなら、書かれている内容についても、あらかじめ分かっているんじゃないか。用いられている語群がいまひとつ平易でなく、論理的思考のとっかかり、としての役割を果たせるかどうかは微妙かも、と思いました。

  • ・P12 5 後件肯定のあやまり〜
    ・P45 18 正しい〜
    ・P67 さい、国連の〜
    ・P94 つぎに帰納法〜
    ・P152 推理というものには〜

    読了日:2009/08/10頃

  • 論理的な思考をするための入門書である。
    ディレンマに直面するとは。
    正しい形式の推論とは。推理との違いは。
    逆の条件文とはなど。

  • 論理学はやったことなかったから、むずかしいかなあ?と思ってたけど、命題が言葉なだけで、中身は数学の証明みたいなものだから、そんなに抵抗なくよめたかな。(図書館)

  • 筋立てて考える訓練をしたい人のために

著者プロフィール

1931年生まれ。京都大学人文科学研究所名誉教授。主な著書に『新しい哲学:前科学時代の哲学から科学時代の哲学へ』(培風館 1967), 『科学時代をどう生きるか:科学と科学でないもの』(講談社現代新書 1967), 『論理学史』(岩波全書 1983), 『論理的に考えること』(岩波ジュニア新書 1985年), 『思想としての動物と植物』(八坂書房 1994), 『思想の中の数学的構造』(ちくま学芸文庫 2006)など。主な翻訳書に、ショルツ『西洋論理学史』(理想社 1960), カント『前批判期論集 第Ⅰ』《カント全集2》(理想社 1965), W.C.サモン『論理学』(培風館 1967), 『パース 論文集』《世界の名著 48》(中央公論社 1968), W.v.クワイン『論理学の哲学』(培風館 1972),ライプニッツ『中国学』《ライプニッツ著作集 第Ⅰ期10》(工作舎 1991)などがある。

「2020年 『図解き 論理的哲学史逍遙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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