メタボラ

著者 :
  • 朝日新聞社
3.56
  • (65)
  • (109)
  • (163)
  • (19)
  • (8)
本棚登録 : 784
感想 : 146
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (594ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022502797

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どうしようもなかった。手がつめたくなっていく。

  • こういうのって、スッキリしないの多いよね。。。光昭はストレートすぎるし、主人公の謎は解けたけど、結果同性愛者だったのかな。

  • 朝日新聞の新聞小説だったもの。表紙が原色できれい。
    久しぶりの桐野ワールド。沖縄を舞台にクセ者がゾロゾロ。
    主人公の、真面目で神経質で癇症なところが好きだった。

  • 続きが気になってさらっと軽く読んだけど、話自体はすごい重い。読み終わってすっきりするタイプの小説ではないです。でも本当に読みやすかった!話のしめ方は若干の不満が残りました。

  • 闇を抜けた先は白い虚空というか、底のないどん詰まり感というか!

  • 記憶をなくした主人公と施設から逃げてきた昭光が山で出会い、必死に生きる。主人公は徐々に記憶を読み戻すが自分はどうすればいいのかわからない葛藤がよくわかる作品だった。

  • ぐったりするくらい読後感が重い。とくにギンジの過去の章はどんどん気分が沈みこんでどうしようもなかった。でも先が気になって分厚かったけどのめりこんで読めた。ギンジとジェイク正反対の過去を持つ人間同士なのになぜか引き合うのが面白かった、どちらもいい子なのにどんどん人生が転落していくのが哀しい。2人の親達はありえないくらい最低だけど実際現実に沢山いそうで怖い。

  • メタボラのメタはどこから来たんですかねぇ。

  • 594pというページ数を一気に読んでしまったのだから、この作品が持つ力は単純にスゴイんだと思う。
    それにしても沖縄に来た内地の人というのは、やっぱりこういう描写になっちゃうのか、なんて登場人物像だったりして。
    ところで「メタボラ」って結局はどういう意味なんだろ?

  • 終盤突然スピード上がったなと思ったらそのまま突き抜けてしまいましたみたいな。先行きが暗い、から始まって、暗闇に終わる。せめて何かが明るくあって欲しかった。元々食わず嫌い的に南の人を好きじゃなかったため、この本のお陰で耐性ができて良かったんでないかと。

全146件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1951年金沢市生まれ。1993年『顔に降りかかる雨』で「江戸川乱歩賞」、98年『OUT』で「日本推理作家協会賞」、99年『柔らかな頬』で「直木賞」、03年『グロテスク』で「泉鏡花文学賞」、04年『残虐記』で「柴田錬三郎賞」、05年『魂萌え!』で「婦人公論文芸賞」、08年『東京島』で「谷崎潤一郎賞」、09年『女神記』で「紫式部文学賞」、10年・11年『ナニカアル』で、「島清恋愛文学賞」「読売文学賞」をW受賞する。15年「紫綬褒章」を受章、21年「早稲田大学坪内逍遥大賞」を受賞。23年『燕は戻ってこない』で、「毎日芸術賞」「吉川英治文学賞」の2賞を受賞する。日本ペンクラブ会長を務める。

桐野夏生の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
奥田 英朗
東野 圭吾
桐野 夏生
湊 かなえ
宮部 みゆき
小川 洋子
伊坂 幸太郎
村上 春樹
村上 春樹
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
吉田 修一
東野 圭吾
角田 光代
島本 理生
瀬尾 まいこ
宮部 みゆき
桜庭 一樹
東野 圭吾
劇団ひとり
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×