食べテツの女

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022507112

作品紹介・あらすじ

"鉄道メシ"はおいしいっ。駅弁・駅そば・エキナカ…三階級制覇の食べまくり記。朝日新聞beの人気連載に大幅加筆。東海林さだおさんとの立ち食い大好き!対談も収録。

感想・レビュー・書評

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  • この本は買おう。図書館で読んで消化しきれる情報量ではないし、手元に永久保存しておきたいし、何より口の中でよだれがすごいことになる。

  •  1963年神戸生まれ荷宮和子さんの「食べテツの女」(2010.3)、とても楽しく読みました。紹介が上手です。食べに行きたくなる駅が続出です(^-^) 因みに、「食べテツ」とは、駅弁、駅そばなど鉄道関連の食べ物への思い入れを抱いた鉄道オタクのことで、著者の命名だそうです。東海林さだおさんとの対談で駅前食堂も対象に拡大されましたw。トップを飾ってるのが我孫子駅・弥生軒の「唐揚げそば」、次が浜松町・東京駅の「うず潮の回転朝食」500円で楽しい朝食が~w。ご飯・味噌汁・海苔のセットに3品の選択が。納豆2+卵の人も
     荷宮和子さん、150cm弱ですがとてもパワフルです。一日に駅そば三杯と駅弁二個(食べテツ)、一日最低12時間の乗りテツだそうですw。我孫子駅弥生軒の「唐揚げそば」+「カレークリームコロッケ」+「関西風のかやくご飯」の定食を是非食べたいとか(^-^) 私の場合は、呑み鉄&読み鉄でしたねw。そして、そばはイカ天そばが好きです(^-^)
     「食べテツは一期一会、いつまでもあると思うな」、はいっ。トップを飾るのが我孫子駅、弥生軒の「巨大唐揚げそば」。著者は天麩羅ではイカ天が一番好きと。私もw。チェーン店充実の一方で頑張る個人店。田端駅陸橋下「立ち食いそば かし山」。千葉駅は食べテツのパラダイス。改札内に駅弁売店、駅そば店、カレー店、カフェ、とんかつ屋、おむすび居酒屋、定食屋などが。名古屋駅、在来線のどのホームにもきしめん屋が。せっかく関西に来たら、阪急梅田駅「ライラック」で焼きそば定食を。
     荷宮和子「食べテツの女」、2010.3発行、再読。①(トップを飾るのが)我孫子駅弥生軒の「唐揚げそば」②(次が)東京駅構内のうず潮「回転朝食」③神戸淡路屋の穴子弁当・ひっぱりだこ飯 ④田端陸橋下立ち食い蕎麦かしやまの「とろろそば」⑤阪急梅田駅ライラックの「焼きそば定食」⑥静岡駅東海軒の「サンドイッチ」⑦東京駅「峠の釜めし」⑧水了軒の八角弁当・御堂筋弁当 ⑨豊橋壺屋のきしめん・稲荷ずし ⑩大船軒の鯵寿司・サンドウヰツチ。
     「食べテツは一期一会」「いつまでもあると思うな」。はい、了解ですw。荷宮和子「食べテツの女」、2010.3発行、再読。①千葉駅「ちゃぶぜん、いわし定食」②我孫子駅「弥生軒、唐揚げそば」③東京駅改札内「うず潮本店、回転朝食」④東京駅「ほんのり屋、とき鮭むすび」⑤静岡駅「東海軒、サンドイッチ」⑥名古屋駅「名代住よし、特製住よしきしめん」⑦阪急十三駅「きつねうろん」w ⑧阪急塚口駅「みやこ、たこ焼き」⑨岡山駅「かきあげうどん」

  • 「食べテツ」の創始者である(らしい)著者による、「駅にまつわる食べ物あれこれ」。

    駅売店で買うお菓子、ホーム上で食べる立ち食いソバ、駅弁まつりで買う各地の駅弁などなど・・・。

    駅ソバも、いろいろな特徴があるもので。
    いつもなんとなく同じようなメニューを同じような店で食べることが多いのだが、著者おすすめのあれこれを読むと、「たまには違うところで変わったメニューをさがすのもおもしろいかな」と思う。

  • こういう視点もあるんだなぁ。
    私はコロッケ派です。

  • 食べテツ=食べ物系の鉄ちゃんという著者独自の定義らしい。文章があまり上手くなく、対象物への切り込みも浅い。同じネタを使い回すのも何だか・・・これは編集の問題だが。総じてブログに書いてろ的なレベル。巻末の東海林さだおとの対談での舞い上がってる感がほほえましい。

  • 読んでてわくわくするお店がいっぱい。
    そして駅弁のよさを再確認。

    既に営業をやめているお店が多いのが寂しい。。やっぱり入れ替わりが激しいんかな。

  • 御徒町 駅のおそば屋さん 親子丼
    上野駅 エキナカでさんま チャブゼン
    名古屋駅 きしめん 名代住よし
    浜松町駅 回転寿司 うず潮
    我孫子駅 唐揚げ蕎麦
    東京駅 お米 ほんのりや オムスビ 旨囲門 ボジョレー
    おぎのや 峠の釜飯、
    秋葉原駅 田毎 カツカレー

    駅ナカだけで、本が一冊!
    作者の体力、馬力には敬服します。

    それにしても、毎日、何気なく通過している、普通の駅のなかに、
    こんなに多くの豊かな、楽しみがあることに、気がつく一冊。

  • 2011/12/20 著者が阪急沿線育ちと見て即借り。東京の駅中うらやましい。あと、一度は食べたいひっぱり蛸めし。

  •  なんといっても食べ物の嗜好が妙に重なる。食べ方も似てる。これって東海林サダオの駅バージョンじゃん、と思ったら最後に対談が載ってる。同じ年。兵庫県生まれ。新宿駅にこの店ひとつあるだけで、信州に帰る特急の始発駅が新宿駅でよかったと思わせる、ベルクが載ってる。重なりすぎ。
     図書館で帰り際に本棚で何気なくつかんで借りた本が、結構ツボにはまったときって、嬉しいですよね。
     私も、マクドはダブルクオーターパウンダーチーズ!

  • ゲソ天そば、時鮭むすび、ソーセージカレーにナポリタンロール!

    鉄道関連の食べ物に魅せられた人間を「食べテツ」と命名した著者。
    ハレの日の駅弁だけではなく、日常的な立ち食い蕎麦、おにぎり、新宿ベルク、ニューデイズのパンやエキナカまで広げて、ハイテンションで紹介。駅そば一押しは、「上野駅の宇都宮線ホーム「生そば処」のイカ天そば!」らしい。確かめに行きますか、上野まで。

  • 「ほんっとに食べるのが大好きなんだなぁ~~」…と、なぜか惚れ惚れしてしまう食べっぷり。
    “ヅカヲタ(宝塚おたく)”の側面が見え隠れするのも、ちょっと笑えてグー☆

  • 駅弁、駅そば、駅スイーツに果ては駅コンビニまでりょうしょくするその根性に惚れる。
    保冷バック持って駅弁大会に行く情熱をリスペクトしたい。電車乗りたい。食べたい。
    名古屋の立ち食いきしめんうまい(食べたことあり)。
    巻末の東海林さだおとの対談はやっぱり、待ってました、という気がしますね。

  • 2010.3.28読了。
    朝日新聞で連載していたころからすごく好きだったものが一冊になっていたため、即買い・即読み。
    阪急そばには行かねば。近いのだから。

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著者プロフィール

1963年、神戸市生まれ。いさましいチビの女子供文化評論家、食べテツ評論家。著書に『宝塚、おかわり!』『宝塚を食べる!』『宝塚バカ一代』(いずれも青弓社)、『食べテツの女』(朝日新聞出版)、『ホントの宝塚がわかる本』『宝塚・スターの花園』(ともに廣済堂出版)、『手塚漫画のここちよさ』(光栄)、『若者はなぜ怒らなくなったのか』『声に出して読めないネット掲示板』『なぜフェミニズムは没落したのか』(いずれも中央公論新社)、『バリバリのハト派』(晶文社)、『キャラクターバカ一代』(バジリコ)など多数。

「2012年 『宝塚まるかじり!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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