聖なる怠け者の冒険 挿絵集

  • 朝日新聞出版
3.98
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本棚登録 : 302
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508447

作品紹介・あらすじ

【芸術/絵画】森見登美彦氏による朝日新聞夕刊連載小説『聖なる怠け者の冒険』の挿絵を画集として一冊に。ちょっと不思議な京都の世界をフジモト氏が見事にイラスト化。森見氏とフジモト氏の特別対談も収録し、二人の苦労や思い入れが分かる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 『聖なる怠け者の冒険』の新聞連載時の挿絵集。

    フジモトマサルさんの絵がすごく素敵。
    読み終わったばかりの物語とリンク…

    …しない。

    挿絵の下のお二人(森見さんとフジモトさん)のコメントを読んでいると、全く違う話ではないですか。



    ひどい…
    こっちの話も面白そうなのがまたひどい…

    そして挿絵はすごくすごく素敵で、文句を言いたい気持ちを抑え込んでしまう素晴らしい本です。
    でもお願いだからこの本の挿絵とリンクする小説の方を出版してください。
    真剣にお願い致します。

    • 円軌道の外さん

      ええーっっ!?
      そのリンクする小説の方
      めっちゃ気になります!(>_<)


      自分も小説を読んでる時に
      フジモトさんのイラス...

      ええーっっ!?
      そのリンクする小説の方
      めっちゃ気になります!(>_<)


      自分も小説を読んでる時に
      フジモトさんのイラストを常に頭に置きながら
      登場人物たちをイメージしていたので、
      この本も発売したら絶対手に入れたいと
      密かに思ってたけど、
      まさかまさか
      そんな秘密が隠されていたとは…(汗)


      2013/06/25
    • takanatsuさん
      「まさかまさか
      そんな秘密が隠されていたとは…(汗) 」
      そうなんです!
      挿絵は連載時のものなので、全面改稿された単行本とはリンクしていませ...
      「まさかまさか
      そんな秘密が隠されていたとは…(汗) 」
      そうなんです!
      挿絵は連載時のものなので、全面改稿された単行本とはリンクしていません。
      でも、今なら朝日新聞出版のホームページで連載時の小説が一章分(これが新たなストレスの種にならないことを祈りますが)ダウンロード出来るみたいです。
      それを読みながら、もう1回挿絵を見ようと思っています。
      2013/06/26
  • もう半年以上、京都に足を運んでいない。京都駅も四条烏丸交差点もスマート珈琲店も恋しい。小説を読み返そうと思ったけれど活字を拾うのが面倒に感じる怠け者なので、挿絵集をぼんやり眺めることにした。朝日新聞連載時のお話と書籍化されたお話はまったくの別物らしい。フジモトさんの描く飄々とした動物(特にアルパカ!もふもふである)には心なごむ。
    ここには無限蕎麦も無限蝦蟇口も実在するもう一つの京都があって、無限と夢幻と無間の絡み合う熱風が吹いている。熱に浮かされながら混沌とした町を歩き回るのはこの上なく愉しく暑苦しいのです。

  • 小説の世界にはまっただけに、外伝を縁から眺めているようで楽しめました。
    新聞連載では、小和田君が「悪の帝王」になってたり、単行本とはずいぶんストーリーが違ったようで、驚くばかりです。
    この本で楽しいのが、各挿絵に添えられたフジモトマサル氏と森見登美彦氏のコメント。ぽんぽこ仮面の正体を知らされないまま描いていたっていうのがスゴい。「まるっきりアルパカだ!」なんて森見氏が呑気にコメントしているのも楽しいです。
    この本を手に浅草に行き、テングブランならぬ電気ブランを入手してきました。これも読者としての重要な任務であります。そうですとも。

  • 新聞連載時の挿絵集。イラストがかわいい~。イラストをどう描いたかフジモトさんのコメントや、それに対して森見さんが応答したり、後半混乱気味になってきた森見の振り返りコメントがあったり。それにしても単行本と連載と全然話が違うようで、森見氏もずいぶん迷走していた模様? 連載を読んでいた人は当時どう感じたのか感想を聞いてみたい。

  • かわいくブキミな挿絵集。単行本となった聖なる怠け者の冒険と比べると、本には出てこない登場人物はたくさんいるし、もう全然話が違って、あきれた!って感じだ。なんて。この台詞を使いたかっただけであって、これはこれで楽しいし小説は小説で楽しいのだけど。しかしこれは、いかに森見登美彦氏が大幅改稿を余儀無くされたといっても、連載をもっと頻繁に読めば良かった。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「あきれた!って感じだ。」
      「聖なる怠け者の冒険」は文庫化待ちだけど、この本は近々購入予定、、、←呆れた奴です。スミマセン。。。
      「あきれた!って感じだ。」
      「聖なる怠け者の冒険」は文庫化待ちだけど、この本は近々購入予定、、、←呆れた奴です。スミマセン。。。
      2013/06/12
    • ミヅキさん
      nyancomaruさん。
      これは文庫化しなさそうですもんね!それに、もしかしたら増刷あるか分からない。買うべしですよ!!

      あきれた!は、...
      nyancomaruさん。
      これは文庫化しなさそうですもんね!それに、もしかしたら増刷あるか分からない。買うべしですよ!!

      あきれた!は、主要人物がたびたび口にする台詞なのです。
      2013/06/13
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「買うべしですよ!!」
      やっぱりですね、、、早く手に入れるようにします。。。
      「買うべしですよ!!」
      やっぱりですね、、、早く手に入れるようにします。。。
      2013/06/14
  • 忘れてた!

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    「森見登美彦氏による朝日新聞夕刊連載小説『聖なる怠け者の冒険』の挿絵を画集として一冊に。ちょっと不思議な京都の世界をフジモト氏が見事にイラスト化。森見氏とフジモト氏の特別対談も収録し、二人の苦労や思い入れが分かる一冊です。 」

  • いい絵だった!自分の好みな絵。

    読んでいくと、聖なる怠け者の冒険は本と新聞では異なることが多良いのかなと思った。

    フジモトマサルさん、ありがとう!

  • ・挿絵や描写には一切登場しないけど、この連載当時は京都は観光客で溢れかえってはいなかったんだろうか。

  • 新聞に連載されたという「聖なる怠け者の冒険」はまだ読んでないのだけど、森見登美彦さんも好きだし、フジモトマサルさんのファンとしてもいつか是非読みたい。この挿絵集を見るとどんどん想像が膨らみます。

  • 京都やなー
    アルパカが印象的。

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著者プロフィール

フジモトマサル

1968年、大阪府生まれ。漫画家、イラストレーターとして書籍や雑誌、WEBなど多彩なフィールドで活躍した。著書に『長めのいい部屋』『スコットくん』『こぐまのガドガド』『ウール100%』『ウール101%』『いきもののすべて』『二週間の休暇』『夢みごこち』『今日はなぞなぞの日』、回文絵本『ダンスがすんだ』、画文集『終電車ならとっくに行ってしまった』など多数。穂村弘氏の「にょっ記」シリーズのイラストや、森見登美彦氏の『聖なる怠け者の冒険』の挿絵、村上春樹氏の特設WEBサイト「村上さんのところ」のイラストなどでも人気を博した。2015年11月、死去。

「2022年 『フジモトマサル名作集 スコットくん・こぐまのガドガド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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