明治・妖モダン

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.27
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感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511126

感想・レビュー・書評

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  • ひやり、とする話でした。オムニバスなのかな。主人公がはっきりしないので(いろんな意味で)散漫な印象。文体は軽いのになぜか読みにくい。はたしてこれはモダンなのか。これがモダンなのか。

  • あやかしが人に化けて暮らしており、周りは怪しんだりもしないという設定。
    1話を読んだ時は?であったがその後は面白くなってきた。
    畠中恵のこの手の本は、直ぐに読み終える。好きな本である。

  • 江戸の記憶を色濃く残した明治を舞台とした妖怪ファンタジーなのですが、今までにない取っつきの悪さで読み進むのに苦労しました。これもシリーズ化されるのかなぁ…

  • [2014.03.07]

  • 時代背景は江戸から明治に代わった頃。(アイスクリン強しと同時代)登場人物は妖達。(しゃばけと同じ)畠中さんの人気シリーズのいいとこ取り!?
    ちょっと薄気味悪い悪い雰囲気が有る連続短編集。妖についていろいろ調べてみたくなります。
    登場人物達は妖と思われるけど、まだまだよく分からない輩たち!…正体は明かしてないので、続編有るのかな?いや、むしろ続編希望!!

  • 若旦那シリーズよりもちょっと闇が深い雰囲気。
    私、こっちの方が好みかも!
    時代も好きな明治ですし。
    続編出るといいな~。

  • 2014 2

  • アイスクリンとかの続編かと期待したら若干しっとり。

    おもしろいけど、もう少し明るい方が好きでした。

  • ただの怪談話かと思ってたら出てくる登場人物がほとんどアヤカシという一風変わった話。
    それぞれが人に化けて暮らしており、周りは怪しんだりもしないという設定だが、化けられたオリジナルの本人もいたりとユニーク。
    しかしアヤカシの割に人間に痛め付けられたり殺されたり、どこか人間より人間らしい所が魅力か?
    百賢さんの妹は殺されたんでなく、妹という設定で店に戻ってきただけだったらいいな~。

  • 途中、よくわからないところもありましたが、江戸時代の妖が明治の時代に姿を変えて人々の暮らしに紛れているというのは面白いと思いました。
    続き物になりそうですね。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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