解体ユーゴスラビア (朝日選書 476)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022595768

作品紹介・あらすじ

民族主義の悪夢にとりつかれ、昨日までの友が、職場の仲間が、銃火を交じえる。家族引き裂かれ、人々は故郷を捨てた-。分離・独立の始まった1991年、ベオグラードの町角で、学園で、友人の客間で、悲劇のユーゴスラビアの声に耳を傾けた日本人女性の異色の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 米澤穂信の100冊その63:ベオグラードでの普通の会話の記録。

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著者プロフィール

詩人、翻訳家。一九五六年生まれ、静岡市に育つ。北海道大学露文科卒業。サラエボ大学文学部、リュブリャナ民謡研究所留学を経て、一九八一年よりセルビア共和国ベオグラード市在住。ベオグラード大学文学部にて博士号取得(比較文学)。著書に『パンと野いちご』(勁草書房)、『ベオグラード日誌』(書肆山田)、『戦争と子ども』(西田書店)『そこから青い闇がささやき ベオグラード、戦争と言葉』(ちくま文庫)など、詩集に『黙然をりて』『みをはやみ』(書肆山田)、『海にいったらいい』(思潮社)など、翻訳書にダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』『死者の百科事典』(創元ライブラリ)などがある。 

「2022年 『ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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