ぼくたちの洗脳社会 (朝日文庫 お 42-1)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022612441

感想・レビュー・書評

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  • 岡田 斗司夫による社会論。

    原始社会から現代に至るまでの社会の仕組みと、
    仕組みをかたちづくってきた人々の価値観=パラダイム、
    がわかりやすく整理されている。

    そして、今は、経済評価社会を超えた、
    洗脳社会(≒評価経済社会)に足を踏み入れつつある段階だと、
    この本は言う。

    10年以上前に書かれた本だけど、今読むとぴったりな箇所も多く、
    まさに「生まれる時代が早すぎた本」だと思う。
    これから出る新版も楽しみ。

    ちなみに、以下で無料で読めます。http://otaking-ex.jp/wp/?p=3964

  • 昔の本だし、内容が何回でよくわからないところもあった。特に三章。ただ、四章の、多様な価値観を持つ考え方には共感出来た。

  • 農業革命、産業革命、情報革命の3つの波とはこういうことだ!パラダイムシフトによる価値観の変遷により社会はどう変わるのか?

  • ぼくたちがどれだけ思考を価値観を操作されていて、暮らしているかって本です。
    読みやすいし、楽しい本です。でも凄い重要な点を捉えていると思う。
    「パラダイム・シフト」って区切りはあんまり強く意識したことなかったので、結構勉強になった。

    ツギハギの価値観で、所属団体が細切れになっていく…という予想は既にもう半分以上実現してますよねw
    なんというかオタクで世間には全然同調できない自分にはとても嬉しい世界になりつつあるようですね。

    ↓ネットでも内容を公開してるようです。
    http://netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/bokusen/mokuzi.html

  • 岡田斗司夫の最高傑作ですね、文庫版が出ているのを知ったので買っときました。

  • オタキングこと岡田斗司夫氏の本。タイトル等々から、若干手に取りづらいとは思いますが、内容はいたって真面目。社会学の基礎など、非常にためになりました。私の記憶が正しければ、大学入学間際に読んだ本。現在の私の価値観形成に、非常に深く寄与していると言える作品です。オンラインでも公開されているようなので、興味のある方は是非。

  • 宗教・カルトの本ではありません。情報化社会と人間のありようを過去から遡って未来まで。読みやすいのに内容が濃い、そしてユーモア。

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著者プロフィール

1958年大阪府生まれ。通称、オタキング。1984年にアニメ制作会社ガイナックス創業、社長をつとめた後、東京大学非常勤講師に就任、作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を超えるベストセラーに。その他、多岐にわたる著作の累計売り上げは250万部を超える。現在はYouTuberとして活動し、チャンネル登録者数は90万人を超える。

「2023年 『誰も知らないジブリアニメの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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