スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』 (朝日文庫)

  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 359
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022614346

感想・レビュー・書評

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  • 読みごたえたっぷり

    大人になった今ピーナッツを読むと
    またちがう視点で見ることができますね

  • スヌーピーの歴史が作者の解説と共に分かる本。漫画も解説を交えて読むと楽しい。

    ピーナッツの魅力が詰まったいい作品。

  • スヌーピー、深いなーと思うんですが本当に深い・・・。

    笑わせたり泣かせたり、わずかなコマで本当にたくさんの感情が生まれます。
    キャラクターとしてのスヌーピー、よりもPEANUTSとしての世界観の方がすごく好きです。

    これは作者のシュルツのコメントとともに代表的な話を読めるのでとてもお勧めです。

    結構読み応えがありました!

  • 誰もが知っているスヌーピー。PEANUTSというマンガ。しかしその歴史、作者シュルツさんの生い立ちはなかなか触れられないもの。この本にはそういったPEANUTSの全てが詰まっています。キャラクターたちの皮肉まじりでちょっと哲学的な、そしてなお面白おかしい表現はどこから来るのか。マンガにシュルツさんの解説を交えて掲載されたりと、読み応え十分です!

  • 30年くらい前に持っていて何度も読んだ、新書くらいのサイズで薄いペーパーバックみたいなPEANUTSのコミック本が、すごく良かったので調べてみたら、もう出版社が存在しないことが判明。残念。。。英語と対訳が両方載っていて、このアルファベットがこういう意味なのか、、、と、わからないながらフムフムと楽しく読んでいたのを思い出しました。スヌーピーとチャーリー・ブラウンはもちろん特別な存在だけれど、私はウッドストックとペパーミント・パティ、あとライナスが好き。ペパーミント・パティは男まさりですが実はすごく心が優しくて、勉強は出来るけどとんちんかんなところもあるマーシーといいコンビ。サリーのドライなところとか、シュローダーのそっけないところとかもたまりません。そんな楽しいPEANUTSの面々についての思いや最初に漫画が掲載されたときの話など、シュルツさん本人によるいろんなエピソードと、コミック(英語と対訳付き)で構成されています。懐かしく、楽しく読了。現在手に入るPEANUTS BOOKSは角川から出ているようです。無性に欲しくなってきました。

  • 誰もが知っているスヌーピー。
    だけど最近ではキャラクターとしてのスヌーピーが有名すぎて
    そもそものピーナッツつまりチャーリー・ブラウンの物語が
    すこし置いていかれているのではとも。

    この本は作者であるシュルツ氏が、自分の生い立ちから
    漫画家となる過程や、ピーナッツ誕生からの物語の変遷
    主要な登場人物がいつ、なぜこの物語に採用されたのか
    などなど、文章とコマ漫画をたっぷりと使って説明されてます。

    ボリュームもたっぷりで、漫画が多いわりには読み応えがあり
    少しでもチャーリー・ブラウンが、スヌーピーが好きな人には
    お勧めです。

  • PEANUTSを今まで読んで来なかったことに対して「Good grief!!」と言いたくなるような、PEANUTSの(「スヌーピーの」ではなく)50年を振り返った作品です。作品誕生の秘話から、50年代から90年代までの連載の抜粋と、それぞれに対するシュルツ氏のコメントを読むことで作品への理解がとても深まります。

  • PEANUTSファンなら押さえておきたい1冊。
    時代毎の変化やストーリーの裏側などとても興味深かった。

  • 内容盛り沢山で読み応えバツグン。
    キャラクターの誕生秘話などの
    シュルツ氏の解説付きで素晴らしかったです。

  • ■書名

    書名:スヌーピーの50年 世界中が愛したコミック『ピーナッツ』
    著者:チャールズ・M・シェルツ、三川 基好 (訳)

    ■概要

    PEANUTSの刊行50年を記念して、出版された一冊

    ■感想

    作者の色々な考えなどが垣間見えて面白かったです。
    PEANUTSの物語は、作者自身や、作者の子供の言動から、かなり
    インスパイアされて出来上がっているというのも分かりました。
    だからこそ、物語自体が身近に感じて、幅広い人たちに受け入れら
    れたのかもしれないですね。

    PEANUTSは読んでいて、本当に優しく、温かい気持ちになります。
    漫画の中では、実は結構きつい言葉を言ったりしているのですが、
    なんか憎めない感じなんですよね。

    それぞれのキャラクターが発する言葉は、様々な事実を思い出させ
    てくれます。下手な哲学書より、哲学している気がします。

    PEANUTSの本は、数え切れないほど出版されていますが、全部を読む!
    という気持ちではなく、なんとなく適当に読んでみるという気持ち
    で読むと、より楽しめる本に思えます。

    ちなみに、私が次に読みたいのは、

     "チャーリー・ブラウンなぜなんだい?―
      ともだちがおもい病気になったとき"

    という本です。

    PEANUTSを読んだこと無い方は、肩の力を抜いて適当に一冊選んで軽
    い気持ちで読んでみて欲しいです。きっと楽しみながら、新しい発見
    があると思います。

    ■気になった点

    ・漫画とは結局のところ、巧みなデフォルメを目指すものです。
     人間の手を正確に描く技術を学んだ後、それをデフォルメするなら、
     すぐれた漫画になるのです。

    ・フランクリンは、単に新しい登場人物であって政治的な意見を体
     現する存在でないことが理解されるにつれて、はじめは目立つ特
     徴と思われたものが、当たり前のものに変化していきました。
     (フランクリンは、肌が黒っぽく描かれているキャラクターです。)

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