- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022646811
作品紹介・あらすじ
徳川三代将軍家光が見初めた女性は、公卿・六条家の出身で格式ある尼寺の院主となる17歳の娘だった。無理やりに還俗させられ"お万の方"と名を与えられた彼女は、春日局をはじめとする大奥の女人たちからの嫉妬を受けながらも、たおやかに「女の園」を生き抜いていく。
感想・レビュー・書評
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這本書實在是太太太有趣了。伊勢慶光院院主、十七歲尼僧(六條家閨女)要繼任前往江戶述職,這個開頭本來我完全不知道他接下來要描述什麼有點一頭霧水,沒想到尼君被家光給看上,硬逼她還俗把她留在大奧,改名為お万の方。お万の方冰雪聰明,讓春日局一開始感到很棘手,但後來等到她終於服從命運春日局又發現她不好控制因此開始刁難她(突然覺得家光的形狀會變成那樣一切都是春日局捏成的,家光沒有女人其實春日局問題很大,春日局應該就只是想要一個可以控制,或者是最好生下小孩之後就蒸發那種),並且安排其他女性進入大奧想取代她的地位,お万の方始終無法懷孕而她的對手們產下了兩個若君。春日局過世前向家光推派了お万の方掌理大奧。
冰雪聰明的お万の方讓人不由得感情移入替她加油,在處處險惡的大奧,關關難過關關過,令人痛快,讀這本書也稍微了解到大奧的樣貌與生活,怪不得可以捲起大奧流行,實在太有趣了!!!期待下卷。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母親の息子を思う気持ちは見苦しい
漫画の大奥の最後で参考文献が掲載されており、
理解を深めるため、また吉屋信子さんの本を読みたい、
ということで読みました。
漫画の大奥の2巻から始まる家光時代のみならず
ドラマで放送されていた大奥第一章も含めて、
この小説が与えた影響は大きいですね。
そのせいか脳内は春日局は松下由樹さんの
ビジュアルイメージで進んで行きました。
大きな感想は、「母親の息子を思う気持ちは見苦しい」
なのですよね。
春日局の息子を思う狂信的な気持ちが
日本を動かしていく様は、
見苦しいとしか言いようがありません。
お万の方に接して思うのは、過度な美しさは
決して幸せではなく、
不幸を呼び寄せるということ。
本人の意思に関係なく羨望と、嫉妬という感情を
呼び寄せてしまう外見は、
人にとっては武器になり、人によっては狂気になると、
実際に余りに美しすぎて、逆に幸せに生きられて
いないのでは、と思う人を見たことがあるので
そう感じています。
お万の方の心映え、振る舞いには心が洗われる思いで
いますが、
上巻の段階で春日の局が逝去となると、
このあとまだ長い下巻の事を思うと、
若干気が重くなります。 -
大奥のドラマは見ていたので内容しっているしなーと思っていたけれど、お万の方だけをじっくりと描いたこの小説はドラマとはまた別の面をみることができて面白かった!
お付の人達の優秀さもスカッとしていて良く、ドラマをもう一度見返したくなってしまった。
お万の方の心の動きや、その優しさや聡明さ、美しさの表現も見事でした。信平とのことがこれからどうなっていくのか・・・。
ただし、とにかく誤字脱字が多かった・・・
その中でもP67で初めて”お万の方”という名前を下されたその最初のフリ仮名がオカタノカタとふってあるのは諸説あるから?もし単純に誤字だとしたら主人公の名前だけに致命的でした。