- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022648037
感想・レビュー・書評
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「ことり」という優しい響き、
かわいらしい表紙。
そこからくる想像に反して、
切なくて寂しくて心が痛くなりました。
人を見た目や世間の当たり前で評価し、異質なものは排除しようとする‥
私には世間の冷たさを思い知らされる悲しいお話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小川洋子さんの作品は切ない。
二人だけの静かな世界。でも人と関わらないと生きていけない。少しだけ広がって、また小さくなっていく小父さんの世界。
静かに見守ってくれる人もいれば、誤解する人。
まるで哲学書のような本でした。 -
ことり。家で可愛がっている小さな鳥と暮らしている人は読んだほうがいいかもしれません。春の暖かい日に、公園の隅のベンチでしずかにゆっくり読みたくなるような、切なくて優しい内容だったと思います。時期が来たら、もう一回読み返してみようと思います。
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作品を通して静かだった。人の素直な生き方、日常で触れない感覚を味わえた。
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読んでいると、静か。
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他