昭和史の教訓 (朝日新書 28)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022731289

作品紹介・あらすじ

昭和十年代から教訓を学ばない者は昭和十年代から報復を受ける。昭和二十年の敗戦-日本は310万もの戦死者をだし、中国はじめ東南アジアにも多くの犠牲者を生んだ。そんな血の結晶の教訓を歴史に生かさない手はない。いや、生かさなかったら申し訳ない。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の昭和史に関する著作を人間の体になぞらえるのなら、本書は神経に当たる部分か。

    読み物としては読解力を必要とする。

  • [ 内容 ]
    昭和十年代から教訓を学ばない者は昭和十年代から報復を受ける。
    昭和二十年の敗戦―日本は310万もの戦死者をだし、中国はじめ東南アジアにも多くの犠牲者を生んだ。
    そんな血の結晶の教訓を歴史に生かさない手はない。
    いや、生かさなかったら申し訳ない。

    [ 目次 ]
    序章 昭和史を見つめる目
    第1章 昭和十年代を象徴する二・二六事件
    第2章 混迷する農本主義者たちの像
    第3章 主観主義への埋没という時代
    第4章 教訓とすべきことは何か
    第5章 問われている語り継ぐべき姿勢
    終章 歴史への謙虚さとは何か

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    [ 参考となる書評 ]

  • タイトルは昭和史となっているが、昭和10年代の日本社会がどうして戦争に走っていったか、いくつかのターニングポイントを軸に解説している本。

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著者プロフィール

1939年生まれ。同志社大学卒業。ノンフィクション作家。とくに昭和期の軍事主導体制についての論考が多い。

「2022年 『時代の反逆者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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