クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書 154)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022732545

感想・レビュー・書評

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  • 1

  • 「クラウド・コンピューティング」をわかりやすく解説している。

    サービス化、ボーダレス化、オンライン化というキーワード毎にその意味と実例を挙げて説明し、歴史や課題にも触れている。何箇所か違和感を感じたところがあったが、平易な言葉と身近な実例でわかりやすく書かれている。単なる用語解説ではなく、一歩踏み込んでいるところも良い。

  • 2009年くらいに読んだ

  • 写真やデータはDropboxやGoogledriveに預け、音楽はストリーミングでスマホから聴く・・・。
    そんなことが当たり前の2015年の今日において、この本に書かれているのは何も目新しいことではありません。
    それはこの本が2009年の出版されたためであり、仕方がないともいえると思います。
    しかし、当時から2009年からクラウドコンピューティングだと世間で騒がれていたのであろうことを考えると、本格的に”クラウド”を実感できるようになってきたのはここ2~3年ではないだろうかという気がする。
    著者は本書の最後にマス向けと処理能力を求める人向けのでパソコンは文化していくだろうと語っているが、最近のタブレットなどの登場がそれを象徴しているようで著者の先見の明を感じさせる。

  • 4年前の本としては先進的で今読んでも的を射ている感じを受けるが、やはりIT業界の4年間というとかなり古臭さも感じる。
    一番バズっていた時期のクラウドはロマンもあるしワクワクしていたことに気づいた。
    また、WEB2.0からの流れについて書かれているのも良い。
    クラサバ、P2Pとの違いも解りやすい。

  • パソコンの歴史がよくわかる。
    クラウド=雲だったのか~、から
    ローカルのパソコンでデータを保存するのでなく、
    コンピュータの向こう側にデータがあるという考え方。

  • クラウド・コンピューティングのみならず、Web2.0以降の潮流について網羅した1冊。

  • ■クラウド
    1.家電はアイフォンのようにソフトのアップデートで寿命がのびる。
    2.クラウドが生み出す「流動化する世界」。必要な時に必要なだけのコストを払う。
    3.大企業の雇用が派遣社員の利用で流動化し、コスト構造が変化したことと同じような流れが、情報システムでも起こる。
    4.メモ:フォトストレージサービスFlickr。

  • 最近よく耳にするクラウド・コンピューティングってなんなのさっ!
    っていうのが、パソコンそこまで詳しくない私にもわかりました。
    ローマ字の名前とか、カタカナの会社名に混乱しましたがそこは仕方が無いですね。名前だもん
    現在朝日新聞のHPにクラウドの特集とこの著者の記事もあるのでそれも見ておくといいとおもいます。

  • 初学者未満向け。
    とにかく“クラウド”とかIT用語になじむためには、多少解釈に誤りがあっても、一通り名称に触れておくことは必要だと思う。ただ鵜呑みにすべきでない点は多い。

    個人的にOS/プラットフォーム/アプリとレイヤの違う話を同列に議論している点が、誤解を招くなあと。

    物語性を持たせるために登場するらしい、「~に対抗するために××」とか「~という要求を経て○○を開発」という因果関係に誤りが多い。
    基盤技術の開発過程を見ずプレスリリースだけ追うと、そういう風にも見えるのか?という発見。

    #「ハードディスク1テラの時代だし容量は関係ない、通信回線の技術はハードウェアのそれほど早く進化しないから通信帯域が問題」
    #確かに容量制限はないけどそれはスケールアウトの効果だし、帯域よりコンピューティングがボトルネックと言うのが一般論だと思うけどナァ。

著者プロフィール

ITジャーナリスト。
1971年福井県生まれ。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿する他、年数冊のペースで書籍も執筆。テレビ番組の監修なども手がける。主な著書に「ポケモンGOは終わらない」(朝日新聞出版)、「ソニー復興の劇薬」(KADOKAWA)、「ネットフリックスの時代」(講談社現代新書)、「iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」(エンターブレイン)がある。

「2022年 『メタバース×ビジネス革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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